今回は、台湾の新幹線乗り放題パスの買い方や予約方法等の使い方を解説します。
先日、実際に台湾を旅行した際に使ってみたので、そのときの様子を交えて紹介します。
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この記事の概要
台湾新幹線乗り放題パスについて
台湾新幹線乗り放題パスとは?
台湾新幹線(台湾高速鉄道)では、通常のチケットのほかに、外国人旅行者限定で購入することが出来る「台湾新幹線乗り放題パス」というものがあります。
乗り放題パスには以下の2種類があります。
- 3日パス(連続した3日間乗り放題のチケット)
- フレキシブル2日パス(指定の7日間のうち任意の2日間で使える乗り放題のチケット)
どちらの乗り放題チケットも、自由席の利用だけでなく指定席の予約も可能です。
どのくらいお得なのか?
次にこの乗り放題パスがどのくらいお得なのか見ていきましょう。この乗り放題パスの料金は以下の通りです。
- 3日パス: 2,200台湾ドル(約10,200円)
- フレキシブル2日パス: 2,500台湾ドル(約11,580円)
(※2023年7月の記事作成日のレート)
通常のチケット料金と比較するとこの乗り放題パスがお得なのかどうかはっきりすると思います。
台北・高雄(左営)を往復する場合
例えば、台北と高雄(左営)を往復する場合のチケット料金は2,980台湾ドル(約13,800円)となります。
この場合、3日間の乗り放題パスの方が通常の往復チケットよりも約3,600円お得になります。
台北・台南を往復する場合
同様に、台北と台南を往復する場合のチケット料金は2,700台湾ドル(約12,500円)となります。
この場合も、3日間の乗り放題パスの方が通常の往復チケットよりも約2,300円お得になります。
このように、利用回数がたとえ往復の1回のみという場合でも、移動区間が台北・高雄、台北・台南あたりの場合は、通常のチケットを買うよりも乗り放題パスを買った方がお得になります。
台北・台中を往復する場合
逆に、移動区間が台北・台中ぐらいになると、1往復だけでは元が取れなくなるので通常のチケット購入したほうがよいことになります(1,400台湾ドル=約6,480円)。
移動区間によっては、1往復だけで元が取れてしまうので十分お得ですが、2日間もしくは3日間で何度も新幹線に乗ろうと考えている人にとってはかなりお得な乗り放題パスだと思います。
台湾新幹線の運賃や時刻は、以下の台湾高速鉄道(台湾高鐵)のサイトで調べることができます(日本語)。
台湾新幹線乗り放題パスの買い方
次に、台湾新幹線乗り放題パスの買い方について解説します。
この乗り放題パスはいろいろな旅行予約サイトで販売されていますが、私が調べた限り、KKdayが最安値だったのでこちらで購入することにしました。
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KKdayでの購入方法
こちらの購入ページに移動し「購入/予約に進む」をクリックします。
プランをどちらにするか決め「選択する」をクリックします。
使用日、数量(人数)を選択し、「購入/予約へ」をクリックします。
KKdayにログイン(または登録)します。
購入/予約者情報を入力します。
登録利用者情報を入力します。
支払い情報を入力します。
利用規約などに同意し、「申し込み内容を確定して、決済する」をクリックします。
以下が表示されれば申し込みは完了です。
入力したメールアドレス宛に以下2つのメールが送られてきます。
- 「【KKday】お支払いが完了しました」
- 「どうぞKKdayチケットをご査収、ご確認くださいませ」
2つ目のメールにバウチャーが添付されているので確認しましょう。
台湾新幹線乗り放題パスの使い方
続いて、台湾新幹線乗り放題パスの使い方について、予約方法、引換方法、乗車方法の順に解説していきます。
予約方法
台湾新幹線乗り放題パスでは指定席を予約することもできます。以下、予約方法を解説します。
オンラインで事前予約する
乗り放題パスの申し込みが完了し、バウチャーが発行された時点で、オンラインで予約が可能となります。
予約は以下の台湾高鐵のサイトで行います。
https://pass.thsrc.com.tw/oatsb2c/home.do
利用日の確定
搭乗便の予約を実施する前に、まず乗り放題パスの利用日を確定させます。
右上の「Manage」をクリックします。
「Sign in with redeem code」にチェックを入れ、「Enter the redeem code」にredeem code(引換コード)、「Enter your passport number」にパスポート番号を入力後、確認コードを入力し、「Send」をクリックします。
redeem code(引換コード)はKKdayバウチャーのメッセージという項目の名前の横に記載されている英数字です。
オーダー番号などが表示されます。
その下にある利用者情報の内容を確認の上、チェックボックスにチェックを入れ「Redeem」(引き換え)をクリックします。
乗り放題パスを利用する日を選択します。
3日パスの場合は利用を開始する初日を、2日パスの場合は利用する2日間を選択します。
3日パスの場合は、初日を選択すると2日目と3日目は自動で入力されます。「Confirm」をクリックします。
以上で、利用日の確定は終了です。
搭乗便の予約
利用日を確定させると、一旦、予約サイトのトップページに戻るので、再度、右上の「Manage」をクリックし、上記と同様の手順で、redeem codeなどを入力してサインインします。
すると、先ほどはなかった「Reserve」(予約)という項目が出現しているので、この「Reserve」をクリックします。
希望の日付、出発時間、出発駅、到着駅を指定して「Confirm」をクリックします。
対象の便が一覧で表示されるので、希望の搭乗便を選択して「Confirm」をクリックします。
選択した搭乗便のSeat(座席)を確認し、問題なければ、「Confirm」をクリックします。続けて予約を行う場合は、「Continue」をクリックし、同様の手順で予約を行います(オンラインでは最大5つの予約までが可能です)。
全ての予約を完了させ上の画面で「Confirm」をクリックすると予約情報が表示されます。
上の画面で「Return to My order」をクリックすると「Reservation successful」というメッセージが表示されます。
サインイン後の画面に、新しく「My reservation information」という項目が追加されているので、ここから予約情報の確認が出来ます。
以上で、搭乗便の予約は完了です。
窓口で直接予約する
オンラインで予約する以外にも、乗り放題パス引換時や引換後に、現地台湾新幹線各駅の台湾高速鉄道窓口で直接予約することも出来ます。
私は実際に試していないので分かりませんが、窓口での予約なら車両や座席(窓側・通路側)の希望も聞いてくれるかもしれません。
言葉が不安な方は行き先と日時を英語か漢字で紙に書いて渡せばよいでしょう。
自由席なら予約は不要
指定席の場合は予約が必要ですが、自由席なら予約は不要です。
細かい予定が確定できない場合や、移動区間が短く座席を確保できなくてもよい場合などは自由席を利用するのも良いかと思います。
予約なしで自由席に乗れるというのも考え方によってはメリットとなり得る場合もあります。
引換方法
台湾新幹線乗り放題パスの申し込みと搭乗便の予約をしただけでは、新幹線に乗ることはできず、乗り放題パスを現地で受け取る必要があります。
引換時には以下が必要となるので忘れずに持参するようにしましょう。
- パスポート
- バウチャー
バウチャーはスマホの画面を表示させるか紙に印刷したものを提示するかしましょう。
引換場所は台湾新幹線各駅の台湾高速鉄道の窓口になります。
私は台北駅地下1階の「Today's ticket / Advance purchase」という窓口で交換してもらいましたが、おそらく高鐵の窓口であればどこでもいいと思われます。
こちらが乗り放題パスになります。
乗り放題パスを利用する場合は、チケットが発券されるわけではないので、これがチケット替わりになります。
引換時にオンラインで事前予約しておいた搭乗便の手続きもしてもらえました。
乗車方法
台湾新幹線乗り放題パスを使って乗車する際には以下が必要となるので忘れずに持参するようにしましょう。
- 乗り放題パス
- パスポート
乗り方は、新幹線改札口近くには係員が必ずいるので、乗り放題パスとパスポートを提示して改札を開けてもらい通過します。
降りる時も同じで、出口の近くにいる係員に乗り放題パスとパスポートを提示して改札を開けてもらい出ます。
日時などが間違っているような場合を除いて、特に何か聞かれたりすることもないでしょう。
おわりに
以上、今回は、台湾の新幹線乗り放題パスの買い方と使い方についての解説でした。
実際に使ってみましたが、予約方法や使用方法はいたって簡単で特に迷うようなこともなかったです。
料金もお得感があるのでまた次回以降の台湾旅行の際には利用したいと思います。
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