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国立台湾博物館の見どころ・感想・基本情報

台湾・台北にある国立台湾博物館について紹介します。

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国立台湾博物館の見どころと感想

国立台湾博物館 見どころ 感想 基本情報

国立台湾博物館はどんなところ?

国立台湾博物館は、台湾で最も歴史のある博物館で、台湾の自然史や人類学、歴史などを展示しています。

博物館として使用されている建物は、日本統治時代の1908年、第4代台湾総督・児玉源太郎と第3代民政長官・後藤新平の功績を記念して、児玉総督後藤民政長官記念館として建設されました。

列柱とドームを持ったギリシャ建築風の美しい外観が特徴です。

国立台湾博物館へのアクセス(行き方)

MRT淡水信義線台大医院駅、1番出口から徒歩約3分。

見どころ・感想

1階吹き抜けロビーの豪華絢爛なつくりには目を奪われます。

国立台湾博物館 建築 見どころ 感想 基本情報

建物内部には、イタリア産の大理石がふんだんに使われており、天井のステンドグラスには児玉家と後藤家の家紋が組み合わされた模様になっています。

国立台湾博物館 ステンドグラス 見どころ 感想 基本情報

博物館内には、台湾の先住民族や日本統治時代の文化遺産、台湾の動植物や化石など、多彩なコレクションがあります。

国立台湾博物館 展示 見どころ 感想 基本情報

動植物の標本なども多く展示されていました。

国立台湾博物館 展示 動植物 見どころ 感想 基本情報

映像コーナーなどもあります。

国立台湾博物館 展示 動植物 見どころ 感想 基本情報

台湾の歴史のコーナーでは、日本統治時代の展示も多くありました。

こちらは後藤新平のもと進められた纏足の廃止に関する展示です。

国立台湾博物館 展示 日本統治時代 後藤新平 纏足

後の昭和天皇・皇太子裕仁親王の台湾行啓(1923年4月)に関する展示もありました。

国立台湾博物館 展示 日本統治時代 台湾行啓 昭和天皇

皇太子裕仁親王が台湾滞在中に食べた食事の内容や食器のレプリカが展示されています。

国立台湾博物館 展示 日本統治時代 台湾行啓 昭和天皇

3階には児玉源太郎と後藤新平の銅像が展示されています。

国立台湾博物館 展示 児玉源太郎 後藤新平 銅像

2人の銅像はもともと1階ロビーに置かれていましたが、戦後は国民政府により撤去されました。その後、2008年の博物館開館100周年記念を機に、再び展示されるようになりました。

日本と台湾の繋がりを感じられる場所

国立台湾博物館は、日本と台湾の繋がりを感じられる場所です。まず、博物館の建物自体が、日本統治時代に児玉源太郎総督と後藤新平民政長官を記念して建てられたもので、日本の建築家・野村一郎の設計によるものです。博物館内には、台湾の歴史や文化を紹介する展示がありますが、その中にも日本と台湾の関係が見えてきます。例えば、台湾の歴史をたどる展示では、日本統治時代の文化遺産が展示されており、当時の台湾の様子を知ることができます。また、台湾の動植物や先住民族を紹介する展示においても、多くの日本人研究者の名前が見られ、後世に貴重な研究を残したことが分かります。

国立台湾博物館の基本情報

国立台湾博物館の場所の地図は以下の通りです。

住所 台北市中正区襄陽路2号
電話 (02)2382-2699
営業時間 火曜日~日曜日 9:30~17:00
休み 月曜日
旧暦の大晦日、元旦(春節)は休館
入場料 大人 30元
子供 15元
公式HP https://www.ntm.gov.tw/jp/

おわりに

以上、台北・国立台湾博物館についての紹介でした。

台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。

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