台中駅旧駅舎について紹介します。
1917年竣工の辰野式の傑作駅舎建築です。
台中駅旧駅舎の見どころと感想
台中駅旧駅舎はどんなところ?
台中駅旧駅舎は、日本統治時代の1917年に完成した駅舎で、1905年に完成した初代駅舎に次ぐ2代目の駅舎です。
この建物は、台湾総督府鉄道局によって設計され、赤レンガと白い花崗岩を組み合わせた辰野式と呼ばれる建築様式で建てられました。当時、台中駅はその優美な外観から、基隆駅(1912年竣工※現存せず)、新竹駅(1913年竣工)と並び、台湾三代駅舎と謳われていました。
かつて台中の玄関口として多くの人々に利用されてきましたが、2016年に3代目となる新駅舎が完成したことで駅としての役目を終えました。しかし、その歴史的建造物としての価値から、旧駅舎は国定古蹟として保存されています。
台中駅旧駅舎へのアクセス(行き方)
台中駅(台湾鉄道)から徒歩約2分。
見どころ・感想
こちらが台中駅旧駅舎です。寄棟屋根の中央部に時計塔を配した左右対称の美しい外観です。
駅舎内も公開されていて定期的に文化イベントなどが行われています。
吹き抜けになった駅舎内の窓からは光が注ぎ込んでいます。
柱頭の装飾も見事です。
台中駅旧駅舎の基本情報
台中駅旧駅舎の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台中市中区台湾大道一段1号 |
HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/19950422000002 |
おわりに
以上、台中駅旧駅舎についての紹介でした。
台中へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。