京都にある旧村井銀行七条支店について紹介します。
1914年竣工の銀行建築です。
この記事の概要
旧村井銀行七条支店の見どころと感想
旧村井銀行七条支店はどんなところ?
旧村井銀行七条支店は、1914年(大正3年)に竣工した京都市下京区の歴史的建造物です。この建物は、煙草王と呼ばれた村井吉兵衛が設立した村井銀行の支店として建てられました。たばこ事業で巨万の富を築いた村井吉兵衛は、その資金をもとに銀行業をはじめ、京都経済を支える存在となりました。
設計はアメリカで建築を学んだ吉武長一が担当しました。吉武は村井銀行の建築を多く手がけた建築家で、古典様式を基調にしたデザインが特徴です。この支店も、銀行建築としての威厳と堅牢さを備えつつ、美しさを兼ね備えた設計が際立っています。
旧村井銀行七条支店へのアクセス(行き方)
JR京都駅中央口より徒歩約10分。
京都市営地下鉄烏丸線五条駅8番出口より徒歩約14分。
見どころ・感想
建物は煉瓦造の2階建てで、正面にはギリシャ建築様式のドリス式オーダーが4本並び、荘厳かつ重厚な印象を与えます。
銀行建築らしい重厚さを感じさせる一方、アールデコ風の装飾が見られるなどモダンな雰囲気も漂わせています。
旧村井銀行七条支店の基本情報
旧村井銀行七条支店の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒600-8222 京都府京都市下京区文覚町402 |
おわりに
以上、旧村井銀行七条支店についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。