京都にある富士ラビットについて紹介します。
大正時代竣工の自動車販売会社ビルです。
富士ラビットの見どころと感想
富士ラビットはどんなところ?
富士ラビットは、京都市下京区七条通に位置する、1925年(大正14年)頃に建設された歴史的建造物です。当初は日光社というアメリカ製フォード車の輸入代理店として使用されていました。
戦後、富士産業(現在のSUBARU)が製造・販売したスクーター・ラビットの販売拠点となり、富士ラビットの名称で知られるようになりました。現在は、なか卯の店舗として使用されています。
富士ラビットへのアクセス(行き方)
JR京都駅中央口より徒歩約7分。
京都市営地下鉄烏丸線五条駅8番出口より徒歩約12分。
見どころ・感想
ファサードは左右対称のデザインで、ギリシャ風のオーダーや軒周りの幾何学的デザインなど様々な要素が混在しています。
中央には半円形のアーチ窓があり、その上部には社名の日光をかたどったデザインが施されています。
1階入口上部には、かつての自動車販売を象徴するタイヤのステンドグラスが見られます。
富士ラビットの基本情報
富士ラビットの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒600-8310 京都府京都市下京区七条通新町西入夷之町721 |
おわりに
以上、富士ラビットについての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。