京都にある南座について紹介します。
400年以上の歴史を持つ日本最古の劇場です。
南座の見どころと感想

南座はどんなところ?
南座は、京都・四条河原に位置する日本最古の劇場で、その起源は江戸時代初期の慶長年間(1596~1615年)にまでさかのぼります。1603年、出雲の阿国(いずものおくに)が京の町でかぶき踊りを披露し、人々の注目を集めたことが、歌舞伎のはじまりとされています。
当時の四条河原は、芝居や見世物が立ち並ぶ賑やかな興行地で、庶民文化の中心として大きく発展していきました。南座の前身とされる芝居小屋もこの時期に登場し、やがて常設の劇場へと姿を変えていきます。
その後、17世紀に入ると幕府による芝居小屋の統制が進みましたが、四条通の一等地に位置していた南座は、次第に格式ある劇場としての地位を築き、京都の演劇文化を牽引する存在となっていきました。
南座へのアクセス(行き方)
京阪本線祇園四条駅6番出口よりすぐ。
阪急京都線京都河原町駅1A番出口より徒歩約3分。
見どころ・感想
現在の南座の建物は1929年に建設されたもので、桃山風の華やかな意匠をまとった劇場建築として知られています。

1991年の改修で外観が竣工当時の姿に忠実に復元され、1996年には国の登録有形文化財に指定されています。
南座のはす向かいには歌舞伎の創始者とされる出雲の阿国の銅像が設置されています。

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南座の基本情報
南座の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒605-0075 京都府京都市東山区四条大橋東詰 |
HP | https://www.shochiku.co.jp/play/theater/minamiza/ |
おわりに
以上、南座についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。