神戸にある商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)について紹介します。
築100年を超える優美なレトロ建築です。
この記事の概要
商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)の見どころと感想

商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)はどんなところ?
商船三井ビルディングは、1922年に大阪商船神戸支店として建設された歴史的建築物です。設計は綿業会館、日本綿花横浜支店事務所(現ザ・ベイス)、大阪商船台北支店(現国家撮影文化センター台北館)なども手掛けた建築家の渡辺節で、アメリカン・ルネサンス様式を基調とした重厚感と華やかさを兼ね備えた外観が特徴的です。
戦災や震災をくぐり抜けた現在も、商船三井ビルディングは現役のオフィス・テナントビルとして活用されています。大正時代に建てられた大規模オフィスビルの中で、竣工当時の姿をほぼそのまま残す国内唯一の建物として高く評価されており、「旧居留地銀行ビル群、海岸通商業ビル群」の一部として近代化産業遺産にも登録されています。
商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)へのアクセス(行き方)
JR・阪神元町駅より徒歩約10分。
各線三宮駅、三ノ宮駅より徒歩約15分。
見どころ・感想
建物全体は縦のラインを強調した3層構成で、下層はルスティカ仕上げの石積み、上層にはテラコッタを使用しています。

コーナー最上部の半円形のペディメント、6階部分のメダリオンなど華麗な装飾が目を引きます。

南西側入口アーチには波模様の彫刻が施されるなど、細部に至るまで装飾美が追求されています。

商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)の隣には、シップ神戸海岸ビル(旧三井物産神戸支店)があります。

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商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)の基本情報
商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒650-0024 兵庫県神戸市中央区海岸通5 |
おわりに
以上、商船三井ビルディング(旧大阪商船神戸支店)についての紹介でした。
神戸へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。