台湾にある台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)について紹介します。
日本統治時代の1909年に建てられた校舎が現在も現役で使われています。
この記事の概要
台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)の見どころと感想

台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)はどんなところ?
台北市立建国高級中学は、1898年に創設された台湾最古の公立高校です。前身は日本統治時代に設立された台北州立台北第一中学校で、戦後に現校名となりました。
今も学校のシンボルとして残る赤レンガ造りの校舎は、1909年に台湾総督府土木局営繕課の近藤十郎の設計によって建てられたもので、台北市の市定古跡にも指定されています。
現在の台北市立建国高級中学は、台北市を代表する男子進学校として知られ、現台湾総統の頼清徳氏や元総統の馬英九氏ら、数多くの著名人を輩出しています。
台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)へのアクセス(行き方)
MRT松山新店線小南門駅4番出口より徒歩約10分。
MRT松山新店線・淡水信義線中正紀念堂駅1・2番出口より徒歩約10分。
見どころ・感想
建物は赤レンガ造りを基調とした折衷様式です。

正面中央に大きな破風、左右対称に並ぶ半円アーチ窓や列柱風の装飾を備え、ルネッサンス的な要素が取り入れられています。
学校の向かいには旧建功神社(現国立台湾芸術教育館)があります。

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台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)の基本情報
台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市南海路56号 |
HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/19980504000001 |
おわりに
以上、台北市立建国高級中学(旧台北州立台北第一中学校)についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。