旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）の見どころ・感想・基本情報※1938年竣工のモダン建築

横浜にある旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）について紹介します。

1938年竣工のモダン建築の一部が保存されています。

旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）の見どころと感想

旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）はどんなところ？

旧神奈川県産業組合館は、現在の農協(JA)の前身である神奈川県産業組合の本部事務室として1938年に建設され、近年まで神奈川県中央農業会館別館として使用されていました。建築的には、柱の垂直性を強調したシンプルな古典主義的デザインが特徴です。

老朽化等に伴い2012年に解体されましたが、隣接する神奈川県中央農業会館と合わせ、JAグループ神奈川ビルとして建て替えられました。建て替えに際しては、2013年に旧神奈川県産業組合館が横浜市認定歴史的建造物に指定されたことを受け、旧建物の外観の一部が保存・復元されています。

旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）へのアクセス（行き方）

みなとみらい線日本大通り駅1番出口より徒歩約2分。

JR京浜東北線・根岸線・横浜市営地下鉄関内駅より徒歩約10分。

見どころ・感想

手前の3階建て部分が旧神奈川県産業組合館の保存部分になります。柱型によって垂直性を強調したすっきりとした印象の建物です。

後方の新築部分と違和感なく調和しているため、一見して歴史的建造物だとは気づきにくい外観です。

このJAグループ神奈川ビルが建つ海岸通りを挟んだすぐ向かいには横浜税関（クイーンの塔）があります。

旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）の基本情報

旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）の場所の地図は以下の通りです。

おわりに

以上、旧神奈川県産業組合館（現JAグループ神奈川ビル）についての紹介でした。

横浜へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。