今回は、ラオスのビエンチャンからタイのウドンタニへ国際バスで国境越えしたときの様子を紹介します。
これからこのルートでの移動を考えている方にとって役立つ情報になるように実体験も交えてまとめました。
ビエンチャン・バスターミナル出発

ビエンチャン市内からタイ・ウドンタニ行きの国際バスに乗る場合、タラートサオバスターミナル(ビエンチャンキャピタルバスターミナル)が出発地となります。
タラートサオバスターミナルまではビエンチャン中心部からタクシーやトゥクトゥクなどで5~10分程度です。
こちらがバスターミナル内の様子です。

ビエンチャン→ウドンタニの直通バスは、所要約2~3時間程度が目安で、1日に複数便運行しています。2025年現在の料金は60,000キープ(=約430円)でした。

チケットの前売りはしておらず、当日の1時間前からこちらのカウンターで購入可能です(パスポート必要)。

ウドンタニ行きのバス乗り場はチケットカウンターの向かいにあります。

大きな荷物がある場合はバスの下のトランクに預けましょう。

こちらがバス車内の様子です。特別綺麗というわけでも汚いというわけでもなかったです。

ラオス・タイ国境越え

ラオスとタイの間には、メコン川に架かる友好橋(Friendship Bridge)があります。国際バスは、以下の流れで、この橋を渡って国境を越えます。
- ラオス出国手続き
- 友好橋を渡る
- タイ入国手続き
以下、具体的な流れを見ていきましょう。
ラオス出国手続き
タラートサオバスターミナルを出発して約30分程で、友好橋手前のラオス出国審査場に到着します。

ここで一度バスを降り、ラオス出国手続きに進みます。トランクに預けた荷物はそのままでも大丈夫です。
出国審査を終えたら、審査場を抜けた先にバスが待機しているので再び乗車します。乗客が全員揃ったところで再出発となります。
ラオス出国手続きの際に、出国手数料として10,000キープ(もしくは20バーツ)の支払いが必要です。
タイ入国手続き
ラオス側から友好橋を渡るとすぐにタイ側の国境に到着します。

再びバスを降り、タイ入国手続きに進みましょう。ここではトランクに預けた荷物も持っていく必要があります。
入国審査を終えたら、審査場を抜けた先にまたバスが待機しているので乗車します。乗客が集まったところで出発となります。
2025年5月より、タイに入国する全ての外国籍者は、陸路、空路、海路を問わず、タイデジタル到着カード(TDAC)の登録が必須となっています。
ウドンタニ・バスターミナル到着

タイ入国審査を終え、約1時間程で、ウドンタニのバスターミナルに到着しました。
ウドンタニにバスターミナルは3箇所ありますが、このバスが到着するのは市内中心部にあるバスターミナル1です。
中心部にあるホテルや鉄道駅であれば歩いて移動することも可能ですが、トゥクトゥクなどを利用したい場合は、バスを降りるとすぐにドライバーが声を掛けてきます。

ラオスのビエンチャンを出発してからタイのウドンタニに到着するまでの所要時間は2時間40分でした。
おわりに
以上、今回はラオスのビエンチャンからタイのウドンタニへ国際バスで国境越えしたときの様子を紹介しました。
国際バスを使ったこのルートの国境越えは、ただバスに乗っていればいいだけなので非常に簡単です。
今後、ラオス・タイを周遊しようと計画している方は、ルートのひとつとして検討してみてはいかがでしょうか。