愛知県名古屋市にある愛知県庁舎について紹介します。
城郭を彷彿とさせる威容な佇まいの帝冠様式建築です。
愛知県庁舎の見どころと感想
愛知県庁舎はどんなところ?
愛知県庁舎は、1938年(昭和13年)竣工の歴史的建造物で、昭和天皇即位を記念した事業の一環として建設されました。設計は、西村好時と渡辺仁の基本設計をもとに、愛知県内務部営繕課が実施設計を担当しました。
この庁舎の建築は、鉄骨鉄筋コンクリート構造を基盤とし、地上6階・地下1階建て、一部は7階建ての構成です。外観は3層に分かれ、低層部分に花崗岩、中層に黄褐色のタイル、上層には白色の磁器タイルを使用して、この地域の陶磁器産業を象徴的に表現しています。
さらに、屋根部分には名古屋城を思わせる入母屋造の破風があしらわれた、帝冠様式と呼ばれる和洋折衷のデザインが特徴的です。2014年には国の重要文化財に指定されています。
愛知県庁舎へのアクセス(行き方)
地下鉄名城線名古屋城駅から徒歩約1分。
見どころ・感想
外観は城郭を彷彿とさせる威容な佇まいです。
愛知県庁舎の隣には同じく帝冠様式の名古屋市役所本庁舎が並んで建っています。
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現在、愛知県本庁舎は屋根の改修工事(2022年10月~2026年1月予定)が行われているため屋根部分が覆われています。
愛知県庁舎の基本情報
愛知県庁舎の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒460-8501 愛知県名古屋市中区三の丸3丁目1-2 |
営業時間 | 8:45~17:30 |
休業日 | 土日祝日 |
HP | https://www.pref.aichi.jp/soshiki/zaisan/honchokaisetsu.html |
おわりに
以上、愛知県庁舎についての紹介でした。
名古屋へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。