台湾・台北にある剝皮寮歴史街区について紹介します。
清朝時代の町並みを残す歴史建築保存区です。
剝皮寮歴史街区の見どころと感想

剝皮寮歴史街区はどんなところ?
剝皮寮歴史街区は、台北発祥の地とされる台北市萬華区の一角に位置する、清朝時代の町並みを残す歴史建築保存区です。かつてこの一帯は木材の樹皮を剥いで加工する場所であったことが、地名の由来にもなったといわれています。
通りには、赤レンガ造りの洋風要素を取り入れた街屋が連なり、往時の様子を今に伝えています。戦後は再開発の危機に直面しましたが、保存運動によって、2009年に歴史建築保存区として生まれ変わりました。
剝皮寮歴史街区へのアクセス(行き方)
MRT板南線龍山寺駅3番出口より徒歩約5分。
MRT松山新店線小南門駅2番出口より徒歩約13分。
見どころ・感想
赤レンガの柱と木製の扉が並ぶアーケードは往時の商店街の趣を伝えています。

細い路地に赤レンガの家屋が連なる光景は何とも絵になります。写真撮影をしている人を多く見かけました。

いくつかの建物は展示スペースとして使われており、このエリアの歴史を紹介する展示などがありました。

足元のレンガには、日本統治時代に設立された台灣煉瓦株式會社製造の「TR」(Taiwan Renga)の刻印が確認できます。

レンガを使ったオブジェもありました。

この場所は台湾映画『モンガに散る』(2010年)のロケ地として有名ですが、かつては侯孝賢の『恋恋風塵』(1986年)の撮影の一部もここで行われたようです。

剝皮寮歴史街区の基本情報
剝皮寮歴史街区の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市萬華区広州街101号 |
電話 | +886223023199 |
営業時間 | 9:00~18:00 |
休み | 月曜日 |
HP | https://www.bopiliao.taipei/ |
おわりに
以上、台湾・剝皮寮歴史街区についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。