台北にある朝北醫院について紹介します。
日本統治時代の1921年開業の診療所です。
朝北醫院の見どころと感想

朝北醫院はどんなところ?
朝北医院は、日本統治時代の1921年に、名医として知られた李朝北氏によって台北・万華に開設された診療所です。当時は「北の仁安、南の朝北」と称され、地域を代表する病院のひとつとして広く知られていました(なお、仁安医院の建物も迪化街に現存しています)。
建物は西洋風の二階建てで、正面にはコリント式の柱や繊細な装飾が施されたペディメントがあしらわれ、小規模ながらも風格のある外観が特徴です。2016年には台北市の市定古蹟に登録されています。
朝北醫院へのアクセス(行き方)
MRT板南線龍山寺駅、1番出口から徒歩約8分。
MRT板南線・松山新店線西門駅、1番出口から徒歩約12分。
見どころ・感想
正面玄関には「朝北醫院」の文字が堂々と掲げられています。

正面上部にはコリント式の柱や装飾的なペディメントが配されており、建物の重厚さと優美さを際立たせています。

建物側面には木製の格子窓が並び、白タイルとのコントラストが美しく、かつての街並みの名残が感じられます。

外観は綺麗に修復されていましたが、現在のところ建物はまだ活用されていないようです。
朝北醫院の基本情報
朝北醫院の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市貴陽街2段181号 |
おわりに
以上、台北・朝北醫院についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。