京都にある長楽館について紹介します。
明治のたばこ王・村井吉兵衛が築いた迎賓館です。
長楽館の見どころと感想
長楽館はどんなところ?
長楽館は、京都市東山区の円山公園の南に位置する、明治時代の実業家・村井吉兵衛によって1909年(明治42年)に建てられた迎賓館です。
吉兵衛は明治のたばこ王として知られ、日本初の紙巻きたばこ「サンライス」や「ヒーロー」の成功を基に財を成し、この邸宅を国内外の賓客を迎えるための施設として建設しました。長楽館の名は、初代内閣総理大臣・伊藤博文が「長く楽しむ場所」という意味を込めて命名したと伝えられています。
長楽館は、アメリカの建築家ジェームズ・マクドナルド・ガーディナーによって設計され、ルネサンス様式を基調とした優美な外観が特徴です。1986年には京都市指定有形文化財に登録され、歴史的建造物としても高く評価されています。現在もホテルやレストランとして多くの人々に親しまれています。
長楽館へのアクセス(行き方)
京阪本線祇園四条駅6番出口より徒歩約12分。
阪急京都線京都河原町駅1B番出口より徒歩約15分。
京都市営地下鉄東西線東山駅1番出口より徒歩約15分。
見どころ・感想
こちらが長楽館の表門です。
建物は地下1階地上3階建てで、外観は1階が花崗岩の石貼り、2階・3階が黄褐色のタイルを使用し、クラシックな雰囲気を演出しています。
正面玄関は、古代ギリシャのイオニア式列柱を取り入れた威厳あるデザインで、訪れる人々に格式の高さを感じさせます。
長楽館の基本情報
長楽館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒605-0071 京都市東山区八坂鳥居前東入円山町604 |
公式HP | https://www.chourakukan.co.jp/ |
おわりに
以上、長楽館についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。