【韓国】文化駅ソウル284（旧ソウル駅舎）の見どころ・感想・基本情報

2024年10月29日

韓国・ソウルにある文化駅ソウル284（旧ソウル駅舎）について紹介します。

この記事の概要

文化駅ソウル284（旧ソウル駅舎）の見どころと感想

文化駅ソウル284は、2004年まで使用されていた旧ソウル駅舎を、1925年完成当時の様子に復元した文化施設です。

現在は、駅舎としての機能はなく、文化・アートイベントを行うためのスペースとして使用されています。

旧ソウル駅の歴史の紹介や、復元事業の資料の展示などもあり、歴史的な建物自体に見どころがあると言えます。

名前の284は旧駅舎が韓国の史跡第284号に指定されていることから。

地下鉄1号線ソウル駅1番出口から徒歩約1分程度。

日本統治時代の1925年（大正14年）に竣工したこの旧ソウル駅舎は、ドーム型の屋根と赤レンガの壁が特徴のルネサンス様式の建物です。

東京駅の丸の内駅舎によく似ていることでも有名です。

これは、ソウル駅を設計した塚本靖が、東京駅の丸の内駅舎を設計した辰野金吾の指導を受けていたことも一因ではないかと言われています。

こちらは建物正面の入り口から入った中央ホールです。

12本の重厚な石柱が天井を支えています。

ドームの下の天井にはカンガンスルレという韓国の伝統的な踊りをモチーフにしたステンドガラスが設置されています。

中央入口上部の時計。

かつての切符売り場の窓口。

こちらは中央ホール脇の待合室です。

中央ホール奥のホームに向かう通路。

ホームにつながる階段。

こちらは貴賓室です。

1階から2階へは階段で移動することができます。

階段の踊り場。

2階のかつての理容室と化粧室があった場所が、復元事業の展示コーナーになっています。

旧ソウル駅舎の外観図や、モチーフになったと考えられる東京駅、ルツェルン駅、アムステルダム中央駅の写真の展示もありました。

当時の装飾なども展示されています。

こちらは2階にある大食堂です。

広々とした空間や豪華なシャンデリアが当時の面影を残しています。

見学について

文化駅ソウル284は文化施設として利用されているため、駅舎の建築そのものを見学したいという場合、イベントの展示状況などにより見学が難しい場合もあり得ます。またイベントの準備期間は中に入れなくなる日もあります。

文化駅ソウル284（旧ソウル駅舎）の場所の地図は以下の通りです。

以上、文化駅ソウル284（旧ソウル駅舎）についての紹介でした。

ソウルへ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。