台湾・高雄にある春田館(貿易商大樓)について紹介します。
日本統治時代の高級旅館をリノベーションした複合施設です。
この記事の概要
春田館(貿易商大樓)の見どころと感想
春田館(貿易商大樓)はどんなところ?
春田館(貿易商大樓)は、高雄の哈瑪星地区に位置する歴史的建築物をリノベーションした複合施設です。
建物の歴史は、日本統治時代の1907年に始まり、当初は春田館という旅館でした。当時、金融街として栄えていたこの一帯には、多くの宿がありましたが、春田館はその中でも特に高級旅館という位置づけだったようです。
第二次世界大戦中、春田館は空襲による被害を受けましたが、戦後、修復・増築されました。1964年には貿易商大樓と命名され、建物は2014年まで使用されていました。
その後、解体の危機に直面しましたが、文化局などによる保護の推進もあり、約1年半のリノベーションを経て、2018年に複合施設として新たに生まれ変わりました。
春田館(貿易商大樓)へのアクセス(行き方)
MRT橘線西子灣駅、2番出口から徒歩約2程度。
LRT哈瑪星駅から徒歩約3分程度。
見どころ・感想
外観
こちらが春田館(貿易商大樓)の外観になります。
4階建ての建物は当時の哈瑪星地区で最も高い建築物のひとつでした。
館内の入り口には「HARUTA HOTEL」とあり、ホテルのエントランスのような外観になっています。
春田Lobby(1階)
館内入ると正面にはホテルのレセプションをイメージしたカウンターがあります。
1階はホテルのロビーを模した空間になっています。
1階ではお菓子やスイーツなどが販売されています。陳列方法もオシャレです。
上の階へは階段かエレベーターを利用できます。
貿商選物(2階)
2階は雑貨やお土産などの販売コーナーになっています。
レトロな商品も多く売られていました。お土産を買うのにもいい場所です。
店内の雰囲気もレトロでいい感じです。
階段も歴史を感じさせられます。
春田茶室(3階)
3階には春田茶室があります。台湾茶やスイーツ、軽食が提供されています。
哈瑪星の昔の写真や地図などが展示されていました。
こちらは当時の高雄郵便局。
春田氷亭(4階)
4階には春田氷亭があります。かき氷やスイーツが提供されています。
料亭をイメージした内装になっています。
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春田館(貿易商大樓)の基本情報
春田館(貿易商大樓)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 高雄市鼓山区臨海三路五号 |
電話 | +88675312770 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
休み | 水曜日、木曜日 |
おわりに
以上、春田館(貿易商大樓)についての紹介でした。
高雄へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。