台湾・台南にある八田技師紀念室について紹介します。
「台湾で最も尊敬される日本人」の功績を伝える施設です。
八田技師紀念室の見どころと感想

八田技師紀念室はどんなところ?
八田技師紀念室は、烏山頭ダム風景区内に設けられた展示施設で、嘉南大圳とこの地でダム建設に尽力した土木技師・八田與一の功績を紹介しています。
八田與一は「台湾で最も尊敬される日本人」ともいわれ、台湾の教科書にも取り上げられる存在ですが、展示では単にダムを完成させた技師としてではなく、現場を重んじ、部下や地域社会に誠実に向き合った仕事ぶりや人となりにも光が当てられています。当時の写真や資料を通して、巨大事業の背景にあった構想力と責任感を知ることができる施設です。
八田技師紀念室へのアクセス(行き方)
隆田駅からタクシーで約15分。
見どころ・感想
館内は撮影禁止ですが、小さな記念館の中には、功績を紹介するパネルと共に、八田氏の思い出の品やダム建設当時の写真などが展示されています。
この記念館の脇には旧放水口があります。

この旧放水口は、映画『KANO』の撮影場所にもなりました。

参考 映画『KANO 1931海の向こうの甲子園』は台湾と日本の歴史的な繋がりを描いた後世に語り継がれる名作
操作室の中も見学できるようになっています。

ここにも展示物が置かれています。

八田氏は日本人も台湾人も平等に接したことで知られていますが、嘉南大圳の工事では、病院、学校のほか娯楽施設なども整備され、映画上映やお祭り等のイベントも定期的に開催されていたことについて触れ、当時のホワイト企業の模範だと紹介されています。


この放水口は、八田與一氏の死後(1942年海路フィリピンに向かう途中アメリカ軍の攻撃に遭い死亡)、外代樹夫人がその後を追って身を投じた場所だという悲しい歴史についても紹介されています。


八田技師紀念室の基本情報
八田技師紀念室の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 台南市官田区烏山頭里嘉南68-2号 |
| 営業時間 | 9:00~16:00 |
| HP | https://wusanto.magicnet.com.tw/introitem_detail.php?itemid=7(中国語) |
おわりに
以上、台南・八田技師紀念室についての紹介でした。
台南へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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