ベトナム・ハノイにあるホアロー収容所について紹介します。
フランス植民地時代に造られた監獄です。
ホアロー収容所の見どころと感想
ホアロー収容所はどんなところ?
ホアロー収容所は、ベトナム・ハノイの中心部に取り残されている、植民地時代の1896年にフランスによって建設された監獄です。
当初、独立運動家や反体制派を拘束する目的で使用され、地獄の中の地獄と恐れられました。後のベトナム戦争では、ベトナム政府が捕虜収容所として使用し、アメリカ軍捕虜たちはここを「ハノイ・ヒルトン」と皮肉を込めて呼びました。
現在は博物館として建物の一部が保存され、当時の歴史を物語る重要な観光地となっています。
ホアロー収容所へのアクセス(行き方)
ハノイ大教会から徒歩約10分程度。
ハノイ駅から徒歩約10分程度。
見どころ・感想
こちらは博物館内で展示されている収容所の模型です。
正面入口や外塀などは当時の雰囲気をとどめていることが分かります。
館内では、当時の写真とともに収容所内の生活や環境がどのようなものだったのかが詳しく紹介されています。
囚人たちの生活を再現したリアルな模型も展示されており、当時の監獄内の様子が生々しく伝わってきます。
博物館内で特に目を引いたのは、このギロチン台でした。
これは実際に使用されていたもので、その前に立つと圧倒的な恐怖感が押し寄せてきます。
ホアロー収容所の基本情報
ホアロー収容所の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 1Hoa Lo, Tran Hung Dao, Quan,Hoan Kiem, Ha Noi, Vietnam |
入場料 | 5万ドン ※15歳未満無料 |
開館時間 | 8:00~17:00 |
おわりに
以上、ホアロー収容所についての紹介でした。
ハノイへ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。