【京都】堀川第一橋の見どころ・感想・基本情報※1873年建設の石造アーチ橋

京都にある堀川第一橋について紹介します。

1873年建設の石造アーチ橋です。

堀川第一橋の見どころと感想

堀川第一橋はどんなところ？

堀川第一橋（ほりかわだいいちきょう）は、京都市上京区の堀川に架かる石造アーチ橋で、1873年（明治6年）に建設されました。もとは江戸時代に幕府が設置した中立売橋（なかだちうりばし）という木橋があり、御所と二条城を結ぶ重要な「公儀橋」として使用されていました。明治に入り、京都府によって石橋へと改築され、堀川で最初の「永久橋」として堀川第一橋と命名されました。

この橋は、全国的にも珍しい真円・全円形のアーチ構造をもち、石工の伝統技術が随所に生かされています。また、使用された石材の一部には、廃仏毀釈の影響で失われた東山大仏の蓮台石が転用されたと伝えられています。歴史的価値の高さから、土木学会選奨土木遺産や京都市指定有形文化財にも登録されています。

堀川第一橋へのアクセス（行き方）

京都市営地下鉄烏丸線今出川駅6番出口より徒歩約15分。

京都市営地下鉄烏丸線丸太町駅2番出口より徒歩約20分。

見どころ・感想

橋の上には石畳が敷かれ、親柱の擬宝珠と菊の紋章が歴史的な雰囲気を醸し出しています。

橋の下は遊歩道として整備されています。

現在見えるアーチは半円形にも見えますが、実際は川底まで達する真円・全円型の構造で築かれました。

今では河床のかさ上げにより下部が埋もれ、全体像を確認しづらくなっているようです。

堀川第一橋の基本情報

堀川第一橋の場所の地図は以下の通りです。

おわりに

以上、堀川第一橋についての紹介でした。

京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。