台湾・台北にある華山1914文創園区について紹介します。
日本統治時代の酒工場跡地のリノベスポットです。
この記事の概要
華山1914文創園区の見どころと感想
華山1914文創園区はどんなところ?
華山1914文創園区は、日本統治時代に建設された酒造工場跡地をリノベーションした文化複合施設です。
工場は1914年芳醸株式会社酒造廠として建築され、後に、酒、タバコ、アヘンなどの専売制が施行されたことに伴い、台灣總督府專賣局台北酒工場と改称され官営化されました。
戦後は、中華民国政府に接収され、台灣省菸酒公賣局第一酒廠と名を改め、1987年に工場が移転するまで操業を続けました。
操業停止後長らく放置されていましたが、2005年に華山1914文創園区としてオープンしました。
華山1914文創園区の「華山」は初代台湾総督の樺山資紀(かばやますけのり)の名前に、「1914」は酒造工場が建築された年に由来しています。
華山1914文創園区へのアクセス(行き方)
MRT板南線・中和新蘆線忠孝新生駅、1番出口から徒歩約5分。
MRT板南線善導寺駅、6番出口から徒歩約6分。
見どころ・感想
敷地内は当時使われていた建物を活かした文化・芸術空間として整備されています。
敷地内は緑がとても多く、レトロな建築群と植物の融合が楽しめます。
工場としての面影を残す建築。
こちらは酒造工場であったことを伝える展示です。
敷地内には映画館やイベントスペースもあります。
お土産を買うのによさそうな雑貨屋などもいろいろありました。
こちらはWooderful lifeという木製のオルゴールや雑貨を扱うお店です。
飲食店やカフェなども多くあるので休憩する場所には困りません。
こちらは青鳥Bleu&Bookという本屋兼カフェです。
駐車場を挟んだ西側には赤レンガ造りの建物が並んだエリアがあります。
ここは紅磚六合院というというエリアで、当時は日本樟脳株式会社(現日本精化株式会社)の台北支店工場として使われていたそうです。
このエリアにも数はそれほど多くはありませんがぽつぽつと雰囲気のいいお店がありました。
こちらはVinyl Decisionというレコードショップ兼カフェです。
こちらにも建物の隙間に見事な木が生い茂っていました。
華山1914文創園区の基本情報
華山1914文創園区の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市中正區八德路一段1號 |
TEL | (02)2358-1914 |
営業時間 | 店舗により異なる ※区内は24時間 |
定休日 | 店舗により異なる |
HP | https://www.huashan1914.com |
おわりに
以上、台北・華山1914文創園区についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。