京都にある北垣国道像について紹介します。
琵琶湖疎水の建設に尽力した人物です。
北垣国道像の見どころと感想
北垣国道像はどんなところ?
北垣国道は、幕末から明治時代にかけて活躍した政治家で、第3代京都府知事として1881年から1892年までの間に多大な貢献をしました。彼の最も顕著な業績は、京都市の近代化を推進した琵琶湖疎水計画の実現です。
琵琶湖疏水の完成により、農業灌漑や都市の上水道に清潔な水を提供することが可能となり、水運の新たなルートとしても機能しました。また、京都初の商業用水力発電所である蹴上発電所を通して供給される電力は、日本初の電車の運行にも利用され、京都市の産業と交通の近代化に大きく寄与しました。
北垣国道像へのアクセス(行き方)
京阪鴨東線神宮丸太町駅2番出口より徒歩約6分。
京阪鴨東線三条駅12番出口より徒歩約11分。
京都市営地下鉄東西線東山駅2番出口より徒歩約15分。
見どころ・感想
夷川発電所の敷地内に北垣国道の銅像が設置されています。
北垣国道の銅像は琵琶湖疎水の建設に尽力したことを称えるため1902年に設置されました。銅像は太平洋戦争中の金属供出のため台座を残して撤去されましたが、琵琶湖疎水竣工100周年にあたる1990年に元の台座を使用して再建されました。
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北垣国道像の基本情報
北垣国道像の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒606-8357 京都府京都市左京区聖護院蓮華蔵町35 |
おわりに
以上、北垣国道像についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。