今回は、韓国入国時のQ-CODE(キューコード)の登録方法を解説します。
韓国入国当日の様子も紹介しています。
韓国の疾病管理庁は2023年7月12日、Q-CODEおよび健康状態質問書作成の義務を2023年7月15日以降廃止すると発表しました。
Q-CODE(キューコード)とは?
Q-CODE(キューコード)とは、韓国の検疫情報事前入力システムで、オンラインで事前に滞在先や健康状態などを登録しておくことで、入国時の検疫手続きがスムーズになります。
Q-CODEは必須ではないので、Q-CODEの登録をしなかったからといって入国できなくなるようなことはないのでご安心ください。
事前にQ-CODEを登録しなかった場合は、機内で配られる黄色の紙の健康状態質問書に手書きで記入して提出すれば大丈夫です。逆に、事前にQ-CODEを登録しておけば、この紙の健康状態質問書の記入と提出が不要となります。
Q-CODE(キューコード)の登録方法の解説
Q-CODEの登録方法について解説します。まずは、以下の登録サイト(日本語)にアクセスします(登録は3日前から可能です)。
https://cov19ent.kdca.go.kr/cpassportal/biz/beffatstmnt/main.do?lang=ja
画面中央の「スタート」ボタンをクリックします。
利用規約に同意(すべての項目を確認のうえチェックを入れる)し、「次へ」をクリックします。
パスポート番号とメールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。
名前(「Surname Unknown」「Givenname Unknown」にチェックは不要)と生年月日を入力し、「次へ」をクリックします。
到着予定日、滞在先住所、携帯電話番号、韓国内での電話番号(無ければ日本の携帯番号や滞在先ホテルの電話番号)を入力し、「次へ」をクリックします。
滞在先住所入力が少しわかりにくいので補足説明します。
今回は、滞在先のホテルが東横INNソウル東大門2の場合を例に入力してみます。
東横INNの公式ホームページで調べると以下のように住所が記載されていたのでこの情報をもとに入力していきます。
住所の「04565」というのが郵便番号になります。
「郵便番号検索」ボタンをクリックし、郵便番号「04565」を入力し検索ボタンをクリックします。
すると下に該当の郵便番号の住所が一覧で表示されるので、東横INNソウル東大門2の住所である「325~」から始まる住所を探します。
7ページ目のNo32が該当の住所なので住所部分をクリックすると、下の「道路名住所」が自動入力されます。「住所詳細を入力」にホテル名を英語で入力し、「住所入力」をクリックします。
以上で、住所が入力されました。
健康状態を入力し、「次へ」をクリックします(訪問国がなく日本から直接韓国に行く場合は「アジア」「日本」を選択)。
最後に入力内容を確認し問題なければ「提出する」をクリックします。
提出後、QRコードが発行されるので(メールにも送られてきます)、ダウンロード(png形式で可能)、スクリーンショット、印刷するなどして韓国入国時提示できるようにしておきましょう。
以上で、Q-CODEの登録は完了です。
韓国入国当日の様子の紹介
最後に、韓国入国当日の様子について簡単に紹介します。
韓国に到着したら、入国審査の前に入国検疫検査を通る必要があります。検疫検査といっても熱や何か症状などがない場合はほぼ素通りだと思いますが。
ここでQ-CODEもしくは紙の健康状態質問書が必要となります。
検疫はQ-CODEを登録した人と健康状態質問書を書いた人、別れて2列に並ぶようになっていました。
以下の写真、右側がQ-CODEを登録した人の列で、左側が健康状態質問書を書いた人の列になります。
私が利用したフライトでは事前にQ-CODEを登録していた人はおそらく2割もいないぐらいで、Q-CODEの列はガラガラですぐに入国審査に進むことができました。
準備したQRコードの読み取りもコードリーダーにかざすだけで一瞬で終わり何の問題もなかったです。
この写真だけ見ると、事前にQ-CODEを登録しておいた方が時間を節約できると思われるかもしれませんが、健康状態質問書の列もけっこうスムーズに動いていたので、実際に節約できた時間はほんのわずかだと思います。
なので、Q-CODEの登録は必要か不要か問われれば、「どちらでもいい」というのが率直な答えです(笑)。
おわりに
以上、今回は、韓国入国時のQ-CODE(キューコード)の登録方法についての解説でした。
紙の用紙に手書きで書くのが面倒という人は、事前にQ-CODEの登録をしておいた方が後々楽だと思います。
逆に、登録するのが面倒、時間がない、やってみたけど上手くできない、という人は紙で提出すれば何の問題もありません。
韓国の疾病管理庁は2023年7月12日、Q-CODEおよび健康状態質問書作成の義務を2023年7月15日以降廃止すると発表しました。