ラオス・バンビエンにあるリマサイト6について紹介します。
ベトナム戦争期に米軍が対ラオス作戦で使用した滑走路跡です。
リマサイト6の見どころと感想

リマサイト6はどんなところ?
リマサイト6(Lima Site 6)は、ラオスのバンビエン中心部にある、ベトナム戦争期にアメリカCIAが関与した「シークレット・ウォー」の拠点の一つとして使用された旧滑走路跡です。当時はCIAが設立支援した「エア・アメリカ」などの輸送機が発着し、山岳地帯の作戦支援や物資輸送の中継地として重要な役割を担いました。
現在は空港としての機能は完全に失い、町の中央に広がる広大な更地としてその跡地が残っています。夜市や熱気球の発着場として利用されることもあり、観光客が歩いて訪れることができる静かな史跡となっています。
リマサイト6へのアクセス(行き方)
バンビエン鉄道駅から車で約10分程度。
見どころ・感想
こちらがリマサイト6です。町の中央部が、滑走路を挟み、東西に不自然なかたちで分断されています。

広々とした舗装跡がまっすぐに延び、かつて航空機が離着陸した面影を今も感じさせます。

滑走路の左右にはホテルや建物が並び、当時の緊張感とは対照的に、穏やかで静かな町の時間が流れています。
リマサイト6の基本情報
リマサイト6の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | WFF2+V5V, Vang Vieng, Laos |
おわりに
以上、リマサイト6についての紹介でした。
バンビエンへ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。