台中にある宮原眼科について紹介します。
日本統治時代の眼科医院をリノベーションしたスイーツショップです。
宮原眼科の見どころと感想
宮原眼科はどんなところ?
宮原眼科は、台湾の台中に位置する、日本統治時代の眼科医院をリノベーションしたスイーツショップです。
宮原眼科は、1927年に日本人眼科医の宮原武熊により開業し、日本統治時代には台中で最大規模の医療機関であったとされています。戦後、建物は中華民国政府によって接収され台中市衛生院として使用されていました。
その後、建物は長い間放置されていましたが、2010年にパイナップルケーキで有名な日出グループが買い取り、スイーツショップに再生しました。歴史的建造物の保存と再利用の成功例として、台中を代表する人気観光スポットになっています。
宮原眼科へのアクセス(行き方)
台中駅(台湾鉄道)から徒歩約5分。
見どころ・感想
正面入口上部には臺中市衛生院の文字が見て取れます。
こちらは入口部分にある柱頭の彫刻です。
入口前の床のタイルにはありが10匹描かれています。「ありがとう」ということでしょうね。日本的なセンスを感じます。
内部はハリーポッターの世界観を彷彿とさせるような空間で、大胆にリノベーションされています。
天井まで伸びる巨大な本棚は圧巻です。
この本棚に並んでいるのは本物の本ではなく、リノベーション時に出た廃材を利用しているそうです。
店内ではお菓子やお茶など、お土産によさそうな商品がたくさん並んでいます。
商品のパッケージも洒落ています。
こちらは日本時代の風景写真ですね。
2階には醉月樓という台湾料理レストランもあります。
宮原眼科の基本情報
宮原眼科の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台中市中区中山路20号 |
電話 | +886422271927 |
営業時間 | 10:00~21:00 |
休み | なし |
HP | https://www.miyahara.com.tw/index-go.php |
おわりに
以上、台中・宮原眼科についての紹介でした。
台中へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。