横浜にある横浜都市発展記念館について紹介します。
チョコレート色の外壁のモダン建築です。
この記事の概要
横浜都市発展記念館の見どころと感想

横浜都市発展記念館はどんなところ?
横浜都市発展記念館は、2003年に開館した横浜市の発展の歩みを伝える施設です。この建物は、もともと1929年(昭和4年)に旧横浜市外電話局として建設され、関東大震災後の復興期における重要な通信インフラを担っていました。長年にわたり電話交換業務を支えましたが、通信技術の進化とともにその役割を終え、2003年に博物館として再生されました。
建物の設計は、逓信省技師の中山広吉によるもので、昭和初期のモダニズム建築と古典主義様式が融合したデザインが特徴的です。外壁はチョコレート色のタイル張りで、1階部分のアーチ型の窓やコーニスがアクセントとなり、シンプルながらも落ち着きと品格を備えたデザインになっています。
現在、この建物は外観を維持しつつ耐震補強や内部の改修を行ったうえで、同じ建物内に入る横浜ユーラシア文化館とともに、横浜の歴史や文化を学べる施設として活用されています。
横浜都市発展記念館へのアクセス(行き方)
みなとみらい線日本大通り駅3出口よりすぐ。
JR京浜東北線・根岸線・横浜市営地下鉄関内駅より徒歩約10分。
見どころ・感想
当時の玄関は窓と同じく半円アーチとなっており、左右に石の門柱が設置されています。

玄関の横は何とも可愛らしい白い時計があります。

建物の側面には階段室があり、階段の段差に沿って変わる高さの異なる窓の配置がユニークです。

横浜都市発展記念館の基本情報
横浜都市発展記念館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通12 |
開館時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 月曜日、年末年始ほか |
観覧料 | 200円 |
公式HP | http://www.tohatsu.city.yokohama.jp/ |
おわりに
以上、横浜都市発展記念館についての紹介でした。
横浜へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。