愛知県名古屋市にある名古屋城本丸御殿について紹介します。
2018年に復元された豪華絢爛な城郭御殿です。
この記事の概要
名古屋城本丸御殿の見どころと感想

名古屋城本丸御殿はどんなところ?
名古屋城本丸御殿は、1615年に尾張藩主の住居兼政庁として建てられた平屋建の御殿です。のちに二之丸御殿が建設されると、本丸御殿は徳川将軍が宿泊する専用の館となり、その格式の高さから近世城郭御殿の最高傑作と評されました。
内部には、狩野派の絵師による豪華な障壁画や、彫刻が施された欄間、精巧な飾金具などが随所に配され、武家文化の粋を集めた美しい空間が広がっています。しかし、1945年の空襲により天守閣とともに焼失しました。その後、保存されていた資料や写真をもとに復元工事が進められ、2018年に江戸時代当時の姿が忠実に再現されました。
名古屋城本丸御殿へのアクセス(行き方)
地下鉄名城線名古屋城駅7番出口から徒歩約5分。
見どころ・感想
本丸御殿に入ってまず通される玄関にある虎の障壁画は来訪者を威圧する目的があったと言われています。

本丸御殿は各部屋にそれぞれ格式があり、建物の奥に進むにつれて格が上がっていく造りになっています。障壁画に描かれている対象も、格が上がるにつれて変わっています。

こちらの上洛殿は本丸御殿の中で最も格式の高い部屋で、三代将軍・徳川家光が宿泊するために造られました。

上洛殿廊下の繊細な彫刻が施された欄間や華麗な飾金具なども見事です。

出口付近には大谷翔平選手の直筆サインが入った松の切り株が展示されていました。

この松材は、天守閣の木造復元に使われる予定で、大谷選手の出身地岩手県奥州市で伐採された松材であることからサインを頂いたようです。
名古屋城本丸御殿の基本情報
名古屋城本丸御殿の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1-1 |
営業時間 | 9:00~16:30 |
休業日 | 12月29日~31日、1月1日 |
観覧料 | 名古屋城の入場料500円に含まれる |
HP | https://www.nagoyajo.city.nagoya.jp/guide/honmarugoten/ |
おわりに
以上、名古屋城本丸御殿についての紹介でした。
名古屋へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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