東京都中央区にある日証館について紹介します。
渋沢栄一ゆかりの地に立つ歴史的建造物です。
日証館の見どころと感想
日証館はどんなところ?
日証館は、東京都中央区日本橋兜町に位置する、1928年に東京株式取引所によって建設された歴史的建造物です。この地はもともと日本の近代資本主義の父とされる渋沢栄一の邸宅跡で、関東大震災で全焼した後、証券業界を支える建物として生まれ変わりました。
設計は横河工務所(横河民輔)が手掛け、ネオ・ルネサンス様式を基調とした外観は、重厚感のある石貼りの基壇やアーチ窓が特徴で、堅牢さと優雅さを兼ね備えています。
日証館へのアクセス(行き方)
東京メトロ銀座線、東西線、都営地下鉄浅草線日本橋駅D2出口から徒歩約5分。
東京メトロ日比谷線、東西線茅場町駅11番出口から徒歩約5分。
東京メトロ銀座線、半蔵門線三越前駅B6出口から徒歩約8分。
見どころ・感想
戦後は証券会社の集合ビルとして活用され、最大で35社が入居するなど、証券業界の中心的役割を果たしました。
現在もビルはオフィステナントとして利用されると同時に、1階にカフェのteal(ティール)や洋菓子店のnib(ニブ)がオープンし、歴史的建造物が新たな用途で再生されています。
日証館の基本情報
日証館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町1-10 |
おわりに
以上、日証館についての紹介でした。
東京都中央区へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。