愛知県名古屋市の名古屋城内にある乃木倉庫について紹介します。
1880年竣工の明治期のレンガ建築です。
乃木倉庫の見どころと感想

乃木倉庫はどんなところ?
乃木倉庫は、名古屋城本丸北西部の御深井丸に建つ、明治13年(1880年)竣工の煉瓦造倉庫です。旧陸軍の弾薬庫として建てられ、厚さ約60cmのレンガ壁や洋風トラス構造など、火薬庫特有の堅牢な設計が特徴です。名称は、名古屋鎮台に在任した乃木希典将軍に由来するといわれます。
戦時中は、本丸御殿の障壁画や天井絵がここに保管され、空襲の被害を免れたことで、文化財保全の面でも重要な役割を果たしました。現在は国の登録有形文化財に指定され、名古屋に残る数少ない明治期のレンガ建築としても貴重な存在です。
乃木倉庫へのアクセス(行き方)
地下鉄名城線名古屋城駅7番出口から徒歩約15分。
見どころ・感想
乃木倉庫は、名古屋城本丸北西部の御深井丸にひっそりと佇んでいます。

全体としては倉庫らしいどっしりとした印象ながらも、瓦葺きの切妻屋根、石積み風のコーナー、銅板を貼った両開きの扉など、意匠も凝っています。

乃木倉庫の基本情報
乃木倉庫の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 〒460-0031 愛知県名古屋市中区本丸1-1 |
おわりに
以上、乃木倉庫についての紹介でした。
名古屋へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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