靖国神社にある大村益次郎像について紹介します。
大村益次郎像の見どころと感想
大村益次郎像はどんなところ?
大村益次郎(1825-1869)は、長州(山口県)出身の幕末期に活躍した学者、医師、軍人、政治家で、多岐にわたる才能を持っていました。長州征討では幕府軍を打ち破り、戊辰戦争では新政府軍を勝利に導くなど、軍事の天才として称えられました。
日本陸軍の創設に尽力し、靖国神社の前身である東京招魂社の設立にも貢献しました。明治維新後、維新政府の幹部として近代的な軍制改革に着手しましたが、急進的な変革に対する反感を招き、襲撃を受けて死亡しました。
大村益次郎像へのアクセス(行き方)
東西線・半蔵門線・都営新宿線九段下駅(出口1)より徒歩約5分程度。
見どころ・感想
高さ12mある銅像は、陣羽織を着用し左手に双眼鏡を持ちながらどこか遠方を見つめるような姿をしています。
これは、戊辰戦争の際、江戸城本丸から彰義隊が立てこもる上野東叡山を見つめている姿であるとされています。
この銅像は日本初の西洋式銅像として1893年に靖国神社の参道中央に設置されました。
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大村益次郎像の基本情報
大村益次郎像の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒102-0073 東京都千代田区九段北2丁目1 |
おわりに
以上、大村益次郎像についての紹介でした。
靖国神社へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。