京都府京都市にある先斗町歌舞練場について紹介します。
1927年竣工の花街のランドマークです。
先斗町歌舞練場の見どころと感想

先斗町歌舞練場はどんなところ?
先斗町歌舞練場(ぽんとちょうかぶれんじょう)は、京都・先斗町の花街に位置する劇場で、1927年に竣工しました。設計は劇場建築の名手・木村得三郎によるもので、鉄筋コンクリート造の地上4階・地下1階建てという当時最先端の耐震・耐火構造を採用しています。
外観にはスクラッチタイルや泰山タイル、テラコッタ装飾が用いられ、「東洋趣味を加味した近代建築」として高く評価されてきました。屋根には中国の舞楽「蘭陵王」の面を模した鬼瓦が花街の守り神として据えられています。
戦後には進駐軍の接収を経て復興し、現在も鴨川をどりなどの舞台芸術の場として、伝統文化の発信と近代建築の魅力をあわせ持つ場所となっています。
先斗町歌舞練場へのアクセス(行き方)
京阪三条駅6番出口より徒歩約3分。
京都市営地下鉄東西線京都市役所前駅1番出口より徒歩約6分。
見どころ・感想
こちらが先斗町通に面した正面玄関です。

屋根には鬼瓦が据えられています。

建物全体がスクラッチタイルで覆われた外観は見事です。

腰壁部分はなまこ壁のような和風の意匠になっています。

先斗町歌舞練場の基本情報
先斗町歌舞練場の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒604-8003 京都府京都市中京区橋下町130 |
公式HP | https://www.kamogawa-odori.com/ |
おわりに
以上、先斗町歌舞練場についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。