京都にある六波羅蜜寺について紹介します。
空也と弁財天で有名な寺院です。
六波羅蜜寺の見どころと感想
六波羅蜜寺はどんなところ?
六波羅蜜寺は、951年(天暦5年)に空也上人によって創建された寺院です。空也上人は、疫病が流行する京都で、病人を救うために念仏を唱えながら街を歩き、十一面観音像を祀った西光寺を開いたことから、この地に寺院が設立されました。この寺院は、後に六波羅蜜寺と改称され、真言宗智山派に属する寺院となりました。
六波羅蜜寺の御祭神である十一面観音は、国宝に指定されており、12年に一度の特別な時にのみ公開される秘仏です。また、六波羅蜜寺は西国三十三所観音霊場の第17番札所としても知られており、多くの参拝者や観光客が訪れます。
御利益については、六波羅蜜寺は空也上人が疫病退散を祈りながら念仏を唱えた歴史を持つことから、多くの人が病気平癒や健康祈願に訪れます。また、この寺院は都七福神のひとつである弁財天を祀ることでも知られています。弁財天は水を司る女神で、金運・財運の神として信仰されており、金運向上や財運増進などのご利益があるとされています。
六波羅蜜寺へのアクセス(行き方)
京阪本線清水五条駅4番出口または5番出口より徒歩約8分。
見どころ・感想
こちらは本尊である十一面観音像のレプリカです。2024年は本尊の十一面観音像が12年ぶりに御開帳されます。
こちらは本堂左手にある福寿弁財天堂です。
こちらは本堂右手にある銭洗い弁財天堂です。こちらで銭洗いが出来ます。
境内には平清盛塚と阿古屋塚も存在しています。
これらの塚は、平安時代末期から鎌倉時代にかけて平家一門が権力を握り、特に平清盛が京都における政治・文化の中心地としてこの地を栄えさせた深い歴史的背景を反映しています。平清盛塚は平家の権力と影響力の象徴として、阿古屋塚は平家にまつわる物語に登場する人物を記念して設置されています。
六波羅蜜寺の御朱印
六波羅蜜寺(空也)の御朱印です。
六波羅蜜寺の基本情報
六波羅蜜寺の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒605-0813 京都府京都市東山区轆轤町81-1 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
公式HP | https://rokuhara.or.jp/ |
おわりに
以上、六波羅蜜寺についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。