奈良県にある信貴山朝護孫子寺について紹介します。
この記事の概要
信貴山朝護孫子寺の見どころと感想
信貴山朝護孫子寺はどんなところ?
信貴山朝護孫子寺(しぎさんちょうごそんしじ)は、奈良県と大阪府の境にそびえ立つ信貴山にある信貴山真言宗の総本山の寺院です。本尊は毘沙門天(びしゃもんてん)で、信貴山寺や信貴山の毘沙門さんと呼ばれることもあります。
聖徳太子がこの地に戦勝の祈願に訪れたところ毘沙門天を感得し見事勝利したという伝説があり、それが、寅の年、寅の日、寅の刻だったことから、虎がこの山のシンボルとなり境内には虎にちなんだ張り子や像などを多く見かけることができます。
信貴山朝護孫子寺へのバスでのアクセス方法(行き方と帰り方)
信貴山朝護孫子寺への公共交通機関を使ったアクセスはバスとなります。
JR・近鉄王寺駅からバスが出ています。
こちらが王寺駅(北口)の信貴山門ゆきのバス乗り場です。
こちらが信貴大橋のバス停です。朝護孫子寺はここから徒歩約5分程の場所にあります。
帰りはこのバス停からJR・近鉄王寺駅ゆきのバスに乗ることができます。
バスの本数は少なく1時間に1本程度しかないので、あらかじめ帰りのバスの時刻を確認しておくことをおすすめします。
信貴山朝護孫子寺の所要時間の目安
朝護孫子寺を見学する際の所要時間は、私の場合は、本堂、成福院、玉蔵院、千手院を約1時間程で回りました。
1時間でも十分回ることはできると思いますが、帰りのバスの時間を気にしながらやや駆け足になった感はあるので、じっくりと見学しようと思ったら2時間程度は見ておいた方がよいと思います。
入り口近くに軽食堂もあるので休憩したり時間を潰したりするのにはいいかもしれません。
見どころ・感想
朝護孫子寺の境内はとても広く見どころはたくさんありますが、その中からいくつかピックアップして紹介します。
境内は虎だらけ!
朝護孫子寺の境内には数多くの虎の像、置物、張り子などがあることで有名です。
虎にちなみ、阪神タイガースの選手やファンの方たちが参拝に訪れるようです。
世界一福寅
境内の入り口近くに「世界一福寅」と呼ばれる約6mにもなる巨大な張り子の寅が設置されています。
すぐ近くには小虎もいました。
虎の石像
虎の石像もいたるところに置いてあります。
本当に虎だらけです。しかしよく見ると猪が一匹混じっていますね。
山では猪が出ると注意の案内が出ていました。
三寅の胎内くぐり
こちらは三寅の胎内くぐりと呼ばれるものです。
父寅・母寅・子寅が一体となったトンネルで、上から見るとこんな感じです。父寅と母寅がお尻を突き合わせた背中に子寅が乗っています。
この中を通り抜けると三寅の福を得られると言われています。足元は四国八十八ヶ所のお砂踏みになっています。
虎ポスト
成福院前には黄色と黒の虎柄の模様のポストが設置されています。
寅年を目前に控えた2021年12月に虎柄の模様に塗り替えられたようです。
本堂
本堂の中にはご本尊の毘沙門天王が祀られています。七福神の一尊として数えられる毘沙門天王は、金運、商売繫盛、厄除などのご利益があるとされています。
本堂を取り囲む舞台からの眺めは素晴らしいものがあります。
成福院
成福院の融通殿には如意融通尊が祀られています。「融通がきく」というのはここから由来しており、福徳、開運、金運、良縁などあらゆることにご利益があるとされています。
融通撫で小槌は願いを込めて両手で撫でると願いが叶うと言われています。
信貴山朝護孫子寺の御朱印
信貴山朝護孫子寺(本堂)の御朱印です。
朝護孫子寺では本堂、成福院、玉蔵院、千手院の4箇所で御朱印をいただけ種類も複数あります。
信貴山朝護孫子寺の基本情報
信貴山朝護孫子寺の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒636-0923 奈良県生駒郡平群町信貴山2280−1 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
公式HP | https://www.sigisan.or.jp/ |
おわりに
以上、奈良・信貴山朝護孫子寺についての紹介でした。
奈良へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。