台湾・台北にある松山文創園区について紹介します。
日本統治時代のタバコ工場跡地のリノベスポットです。
この記事の概要
松山文創園区の見どころと感想
松山文創園区はどんなところ?
松山文創園区は、日本統治時代の1937年に建設された台湾総督府専売局松山煙草工場跡地をリノベーションした文化複合施設です。
工場は1939年より生産を開始し、終戦後は台湾省専売局に接収され台湾省専売局松山菸草工廠と改名し、操業停止となる1998年まで稼働を続けました。
その後、工場跡地は2001年に市定史跡に指定され、2011年、現在の松山文創園区として生まれ変わりました。広大な敷地内には、飲食店やショップ、ギャラリーなどが点在しています。
松山文創園区へのアクセス(行き方)
MRT板南線国父紀念館駅、5番出口から徒歩約10分。
MRT板南線市政府駅、1番出口から徒歩約10分。
見どころ・感想
事務所
こちらは光復南路側の入口正面に位置する当時事務所として使われていた建物です。
この建物は工場長などの一部の人たちしか入ることの出来なかった場所だそうです。
検査室
こちらも光復南路側の入口近くにある当時の検査室です。
従業員がこっそり煙草を持ち出したりしないかここで検査していたようです。
倉庫郡
こちらは製造工場脇にある倉庫郡です。
工場で製造した煙草を運ぶためのベルトコンベアーも当時のまま残っています。
5つの倉庫が並んでおり、現在はイベントの展示空間として利用されているようです。
製造工場
こちらは敷地内中央部に位置する製造工場です。
製造工場は中庭を囲むようにロの字型の建物となっており、館内にはデザインの展示スペースや、各種ショップなどがあります。
当時の工場での作業の様子の写真も展示されていました。
こちらは工場内にあった女性用の浴場の写真です。
水水生活×松菸小売所の店内には「台湾総督府専売局松山煙草工場」と書かれた当時のものを復元したドアサインが柱に設置されています。
中庭
こちらは工場に囲まれたバロック式庭園です
整備された中庭から見る建物は工場とは思えない趣です。
修理工場
こちらは当時の修理工場の建物です。
工場内の機械を修理するために使われていた場所のようです。現在は、ギャラリー、飲食店として使われています。
ボイラー室
こちらは当時のボイラー室です。
現在はCAMA COFFEE ROASTERS 豆留文青というカフェになっています。
生態池
こちらは工場建設当時からあるという池です。
もともと工場の通気と消化のために作られたようですが現在も綺麗に整備されて残っています。
誠品生活松菸店
敷地内には、誠品生活の大型店舗・誠品生活松菸店もあります。
こちらの店舗では、台湾製の雑貨や食品などが多く売られているのでお土産探しにもピッタリの場所です。
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エスリテホテル(誠品行旅)
誠品生活松菸店には、エスリテホテル(誠品行旅)も併設されています。
エスリテホテルは、誠品生活がプロデュースする洗練されたホテルです。
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松山文創園区の基本情報
松山文創園区の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台湾台北市信義区光復南路133号 |
TEL | +886227651388 |
営業時間 | 8:00~22:00(店舗により異なる) |
定休日 | なし |
HP | https://www.songshanculturalpark.org/english |
おわりに
以上、台北・松山文創園区についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。