上野にある旧東京音楽学校奏楽堂について紹介します。
この記事の概要
旧東京音楽学校奏楽堂の見どころと感想
旧東京音楽学校奏楽堂はどんなところ?
旧東京音楽学校奏楽堂は、1890年に東京音楽学校(現東京芸術大学)本館として建設された国内初の本格的な西洋式音楽ホールです。
老朽化のため取り壊しの危機に瀕していましたが、関係者の働きかけにより、1987年に現在の場所に移築復元されました。
旧東京音楽学校奏楽堂へのアクセス(行き方)
JR上野駅公園口より徒歩約15分。
東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅7番出口より徒歩約15分。
京成上野駅正面口より徒歩約15分。
見どころ・感想
瓦葺きの屋根の下のモニュメントには、左側に西洋楽器の竪琴、右側に和楽器の笙(しょう)の笛が配置されており、西洋の音楽と日本の伝統的な音楽を上手く融合させ新しい音楽を生み出していこうという意味があるのだそうです。
2階の音楽ホールは、中央天井をかまぼこ型に高くしたり、壁面や床下に大鋸葛を詰めるなどして音響効果を高める工夫が施されています。また、舞台中央には修復された日本唯一の空気式パイプオルガンも設置されています。
前庭にはかつてこの学校で学び教鞭をとった瀧廉太郎の銅像が設置されています。
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旧東京音楽学校奏楽堂の基本情報
旧東京音楽学校奏楽堂の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒110-0007 東京都台東区上野公園8-43 |
電話 | 03-3824-1988 |
開館日 | 日・火・水曜日 ※木・金・土曜日はホールの使用がなければ公開 |
開館時間 | 9:00~16:30(最終入館は16:00) |
休館日 | 月曜日、年末年始、特別整理期間 |
入館料 | 一般 300円 小・中・高校生 100円 |
公式サイト | https://www.taitogeibun.net/sougakudou/ |
おわりに
以上、旧東京音楽学校奏楽堂についての紹介でした。
上野へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。