台中にある台中公園(旧台中神社)について紹介します。
日本統治時代の遺構が残る公園です。
この記事の概要
台中公園(旧台中神社)の見どころと感想
台中公園(旧台中神社)はどんなところ?
台中公園は、台中駅の北に位置する公園です。日本統治時代の1903年にもともと湿地帯だった場所を埋め立てて整備され、当時は中之島公園と呼ばれていました。
公園内の池には、湖心亭という東屋が設けられています。この湖心亭は1908年に台湾縦貫鉄道全線開通記念式典の際に、賓客の休憩所として建設されました。
また、公園内にはかつて台中神社があり、石灯篭や基壇、地面に横たえられた鳥居などの遺構が現在も残っています。
台中公園(旧台中神社)へのアクセス(行き方)
台中駅(台湾鉄道)から徒歩約12分。
見どころ・感想
台中公園は、街の中心部に広がる緑豊かなオアシスとなっています。
公園内中央にある池では手漕ぎボートなどで遊ぶことも出来ます。
こちらは公園内中央付近にある横たえた状態の鳥居です。
破壊された鳥居の断片を寄せ集めてこのようなかたちに復元したのだそうです。
同様に、公園内には取り壊された台中神社の遺構が修復・復元された状態で残されています。
こちらは参道です。
参道脇の石灯篭には寄進者の名前や年号が確認できます。
参道を進んでいくと神橋の先に、かつての社殿跡が見えてきます。
社殿前には狛犬。
神馬も。なかなか立派な像です。
本殿の跡には孔子象が建っています。
一度破壊され近年になって整備されたものではあるものの、当時の面影は非常によく伝わってきます。
公園内には日本時代に設置されたラジオ放送台も残っています。
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台中公園(旧台中神社)の基本情報
台中公園(旧台中神社)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台中市北区公園路37-1号 |
電話 | +886422289111 |
営業時間 | 施設により異なる ※公園内は24時間 |
HP | https://travel.taichung.gov.tw/ja/attractions/intro/906 |
おわりに
以上、台中公園(旧台中神社)についての紹介でした。
台中へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。