台北にある台北二二八紀念館について紹介します。
台湾の民主化への歩みを伝える博物館です。
この記事の概要
台北二二八紀念館の見どころと感想

台北二二八紀念館はどんなところ?
台北二二八紀念館は、台北市中正区の二二八和平公園にある博物館で、1947年に台湾全土で起きた二二八事件を記憶し伝えるために設立されました。
台北市の市定古蹟にも登録されている日本統治時代の台北ラジオ放送局の建物を利用しており、1997年2月28日、事件からちょうど50年の節目に開館しました。館内では、事件の背景や経過、被害者・遺族の証言、当時の資料などを展示し、台湾の民主化への歩みを伝えています。
台北二二八紀念館へのアクセス(行き方)
MRT淡水信義線台大医院駅1番出口からすぐ。
見どころ・感想
白い外壁と赤茶色の瓦屋根が印象的な建物は、スペイン風建築を思わせるデザインです。

壁の一部に見られる幾何学模様の装飾や窓の縁のレンガ風の装飾がさりげないアクセントになっています。

館内の展示では、二二八事件の背景や経過などが詳しく紹介されています。

遺物とともに紹介されている犠牲者の展示は、生々しいものがありました。

こちらは銃弾の痕が残った書籍。

音声や映像などを利用した展示もあり、事件の重みを伝える工夫がなされています。

台北二二八紀念館の基本情報
台北二二八紀念館の場所の地図は以下の通りです。
| 住所 | 台北市凱達格蘭大道3号(二二八和平公園内) |
| 営業時間 | 10:00~17:00 |
| 休館日 | 月曜日 |
| 入館料 | 無料 |
| HP | https://nchdb.boch.gov.tw/assets/advanceSearch/monument/20200904000001 |
おわりに
以上、台北二二八紀念館についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
合わせて読みたい-
-
二二八和平公園の見どころ・写真・感想・基本情報
台湾・台北にある二二八和平公園について紹介します。