台湾にある台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)について紹介します。
日本統治時代の1914年に建設された倉庫を再生した文化施設です。
この記事の概要
台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)の見どころと感想

台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)はどんなところ?
台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)は、日本統治時代の1914年に建設された歴史的建造物です。もともとは北門近くに位置し、三井物産が樟脳や茶葉、木材などを保管・輸出するために使用していました。
しかし、長年の風雨により老朽化が進んだため、一度解体された後、2018年に現在の場所へ移設・復元されました。その際、建築の主要部分にはオリジナルの資材が可能な限り再利用され、歴史的価値を損なわないように配慮されています。
現在、この建物は台北記憶倉庫として一般公開され、文化交流や展示スペースとして活用されています。
台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)へのアクセス(行き方)
MRT松山新店線北門駅、2番出口から徒歩約3分。
見どころ・感想
建物は赤レンガと木材を組み合わせた構造で、三つのアーチ状の入り口や屋根部分に三井の社章をあしらったデザインが特徴的です。

三井の社章が施されていたオリジナルの壁面の一部は、館内に展示されています。

館内には日本統治時代の物流や貿易の歴史などを紹介する展示があり、三井物産が果たした役割を学ぶことが出来ます。

また、館内1階にはカフェやショップが併設されており、地元の茶葉やクラフトビールなどを楽しむこともできます。
2階のスペースでは定期的にイベントも行われているようです。

台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)の基本情報
台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台北市中正区忠孝西路一段265号 |
電話 | +886223714597 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
休み | 月曜日、旧正月 |
入館料 | 無料 |
HP | https://taipeiinfohub.com.tw/ |
おわりに
以上、台北記憶倉庫(旧三井物産株式会社倉庫)についての紹介でした。
台北へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。