【ハノイ】文廟の見どころ・感想・基本情報※孔子を祀る学問の聖地

ベトナム・ハノイにある文廟について紹介します。

孔子を祀る学問の聖地です。

文廟の見どころと感想

文廟はどんなところ？

文廟は、ハノイを代表する歴史遺産で、1070年に学問の神様・孔子を祀るための廟として建立されました。敷地内にはベトナム初の大学・国子監が設けられ、長く学問の中心として栄えました。

静かな庭園と伝統的な建築物が並ぶ境内には、科挙合格者の名前を刻んだ石碑群や、ハノイのシンボルとして知られる奎文閣（クエ・ヴァン・カック）など見どころが豊富です。現在も合格祈願の場として親しまれ、学問と文化を象徴するスポットとして多くの人々が訪れています。

文廟へのアクセス（行き方）

ベトナム美術博物館から徒歩約5分程度。

タンロン遺跡から徒歩約20分程度。

見どころ・感想

こちらは廟の正門である文廟門です。長い歴史を感じさせる見事な門構えです。

文廟門を抜けた先に朱塗りの柱が特徴的な大中門があります。

敷地内は綺麗な庭園として整備されていました。

大中門の先にあるのがハノイのシンボルとして知られる奎文閣（クエ・ヴァン・カック）です。

奎文閣はグエン朝時代の1805年に建設された2階建の楼閣で、10万ドン紙幣の図柄にもなっています。

奎文閣を抜けると天光井（ティエン・クアン・ティン）と呼ばれる正方形の池が広がっています。

池の周囲には科挙合格者の名前を刻んだ亀の台座の石碑が並んでいます。

合計82基あるこれらの石碑はユネスコの世界記憶遺産に登録されています。

さらに進んだ先にあるのが孔子を祀る大聖殿です。

孔子像です。学生と思われる若いベトナム人が多く参拝に訪れていました。

大聖殿の裏手にあるのがベトナム最古の大学・国子監です。

1階には国子監の教師であったチュー・ヴァン・アンの像が祀られています。

文廟の基本情報

文廟の場所の地図は以下の通りです。

おわりに

以上、文廟についての紹介でした。

ハノイへ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。