横浜にあるザ・ベイス(THE BAYS)について紹介します。
レトロ建築が創出するスポーツ×クリエイティブ空間です。
ザ・ベイスの見どころと感想

ザ・ベイスはどんなところ?
ザ・ベイス(旧日本綿花横浜支店事務所)は、横浜スタジアム近くに位置する歴史的建造物で、現在は横浜DeNAベイスターズが運営するスポーツとクリエイティブを融合した複合施設になっています。
もともとは1928年に大阪の商社・日本綿花(現在の双日)の横浜支店として建設されましたが、戦後は米軍に接収され、その後は関東財務局や労働基準局の庁舎として利用されました。2003年に横浜市が取得し、文化芸術拠点ZAIMとして活用された後、2017年に現在のザ・ベイスとして生まれ変わりました。
設計を手掛けたのは近代建築の第一人者・渡辺節で、褐色のスクラッチタイル張りの外壁に縦長の窓が並ぶシンプルながらも美しい外観です。また、低層ながら水平ラインを強調した造りが建物に安定感をもたらしています。玄関周りのレリーフや最上部のコーニスのテラコッタなど、細部にはクラシカルな意匠が施されているのも特徴的です。
現在は、1階にライフスタイルショップやカフェ、地下にフィットネススタジオ、2階にシェアオフィスが入り、スポーツと創造性が融合する新たな都市空間として活用されています。
ザ・ベイスへのアクセス(行き方)
みなとみらい線日本大通り駅2出口より徒歩約4分。
JR京浜東北線・根岸線・横浜市営地下鉄関内駅より徒歩約7分。
見どころ・感想
左側の建物が、旧日本綿花横浜支店事務所の現ザ・ベイスで、右側の建物は旧日本綿花横浜支店倉庫で現在は横浜市中区役所別館となっています。

日本大通りに面した玄関周りにはアカンサスやペガサスの繊細な装飾が見られます。

ザ・ベイスの基本情報
ザ・ベイスの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通34 |
公式HP | https://www.baystars.co.jp/thebays/ |
おわりに
以上、ザ・ベイス(THE BAYS)についての紹介でした。
横浜へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。