台湾・台南にある戎館について紹介します。
戎館の見どころと感想
戎館はどんなところ?
台南の戎館(えびすかん)は日本統治時代の1935年に開業した映画館です。元は1915年に開業した戎座を前身としていますが、現在の場所への移転に伴い、戎館と名を改め、再オープンしました。
当時の戎館では、映画の上映のほか劇場としても使用され、最大800人程度を収容することが出来たと言います。
戦後は、赤崁戯院と改称され、映画館として営業を続けていましたが1961年に閉館しました。
その後、この建物に入居した地元の大手ソーセージメーカーである黒橋牌が、大規模なリノベーションに着手し、2021年、1935年当時の姿に修復しました。
戎館へのアクセス(行き方)
台南駅(台鉄)から徒歩で約25分。
林百貨から徒歩で約7分。
見どころ・感想
入り口には当時のチケット売り場が再現されています。
こちらは上映作品に見立てたような入居店舗のリストです。もちろん、黒橋牌のソーセージも販売されています。
店内の様子です。
取り扱われている商品は食品が多い印象ですが雑貨などもあります。
台湾製の商品が中心で一部戎館のオリジナル商品もありました。
日本を意識したような商品も置いてありました。
店の奥には飲み物や軽食を買えるコーナーもあります。
2階に上がる階段からは当時の街並みを再現した大きな地図が見られます。
戎館のほか、林百貨、小出商行、藤川自動車店などの名前が並んでいます。
2階は多目的スペースになっていて、小さなスクリーンも設置されていました。
1階で購入した食べ物をこちらで食べることも出来るので休憩場所としてもよさそうです。
戎館の基本情報
戎館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台南市中西區中正路220號 |
電話 | 06-2295248 |
営業時間 | 10:00~20:00 |
休み | なし |
HP | https://www.facebook.com/YebisuKan1935/ |
おわりに
以上、台南・戎館についての紹介でした。
台南へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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