横浜にある横浜開港資料館について紹介します。
横浜開港の歴史を伝える資料館です。
横浜開港資料館の見どころと感想

横浜開港資料館はどんなところ?
横浜開港資料館は、横浜の開港から戦前までの歴史を伝える施設で、旧館と新館の2つの建物で構成されています。旧館は1931年に英国工務省の設計で建てられた旧横浜英国総領事館で、横浜市指定文化財および近代化産業遺産に指定されています。この建物はジョージアン様式を基調としたクラシックなデザインで、コリント式の列柱やペディメントなど英国風の洗練された装飾が特徴です。
一方、新館は1981年に開館し、横浜開港に関する貴重な資料を収蔵・展示する役割を果たしています。館内には、ペリー来航や日米和親条約締結、開港後の横浜の発展を示す錦絵や写真、地図などが展示されており、市民や研究者に向けた資料閲覧室も備えています。
横浜開港資料館へのアクセス(行き方)
みなとみらい線日本大通り駅4出口より徒歩約2分。
JR京浜東北線・根岸線・横浜市営地下鉄関内駅より徒歩約15分。
見どころ・感想
こちらは開港広場に面した東側の門です。

門をくぐると旧横浜英国総領事館の旧館があります。

旧館の正面玄関は2本のコリント式の列柱が配置された堂々たる外観です。

横浜開港資料館が建つこの場所は、1854年の日米和親条約締結の地でもあります。この条約により日本は開国への第一歩を踏み出すことになりました。

中庭に立つこちらの玉楠の木は、江戸時代からこの地にあり、日米和親条約の締結はこの木の近くで行われたと言われています。

横浜開港資料館の基本情報
横浜開港資料館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒231-0021 神奈川県横浜市中区日本大通3 |
開館時間 | 9:30~17:00 |
休館日 | 月曜日、年末年始ほか |
入館料 | 200円 |
公式HP | http://www.kaikou.city.yokohama.jp/index.htm |
おわりに
以上、横浜開港資料館についての紹介でした。
横浜へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。