横浜にある横浜赤レンガ倉庫について紹介します。
明治期より横浜の発展を支えた産業遺産です。
この記事の概要
横浜赤レンガ倉庫の見どころと感想
横浜赤レンガ倉庫はどんなところ?
横浜赤レンガ倉庫は、神奈川県の横浜港に位置する歴史的建造物で、現在は文化・商業施設として活用されています。当初は横浜税関の新港埠頭保税倉庫として建設され、1911年に2号館、1913年に1号館が竣工しました。
設計は、妻木頼黄が担当し、当時最先端の技術と素材が惜しみなく投入されました。日本初の荷物用エレベーターやスプリンクラー、防火扉などが設置され、耐震性を高めるために鉄筋を組み込む工法が採用されました。
戦時中は軍事物資の補給基地として使用され、戦後はGHQに接収されましたが、1956年に返還されました。その後は再び倉庫として使用されましたが、1970年代以降の貨物のコンテナ化の進展に伴い、1989年にその役割を終えることになりました。
1992年に横浜市が赤レンガ倉庫を取得し、保存・活用計画が始まりました。1994年からの大規模な修復工事を経て、2002年に文化・商業施設として再オープンしました。1号館は文化施設として、2号館は商業施設として利用され、現在では横浜を代表する人気の観光スポットとなっています。また2007年には経済産業省の近代化産業遺産に認定されています。
横浜赤レンガ倉庫へのアクセス(行き方)
みなとみらい線馬車道駅より徒歩約6分。
みなとみらい線日本大通り駅より徒歩約6分。
みなとみらい線みなとみらい駅より徒歩約12分。
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン関内駅より徒歩約15分。
JR根岸線・横浜市営地下鉄ブルーライン桜木町駅より徒歩約15分。
見どころ・感想
以下の写真の右手に見えるのが1号館、左手に見えるのが2号館です。
こちらは1号館です。
倉庫に使用されているレンガの数は1号館と2号館を合わせて約636万個に及ぶと言います。赤レンガの温かみのある色合いと質感が、建物全体に独特の風格を与えています。
屋根上に設置されているデザイン性のある避雷針がオシャレです。
こちらは2号館です。倉庫とは思えないシンメトリーな美しい外観です。
2号館のバルコニーは見晴らしもよくフォトスポットとしてもフォトスポットとしてもよさそうです。
倉庫内部には当時使用されていた防火扉なども見られます。
横浜赤レンガ倉庫の基本情報
横浜赤レンガ倉庫の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒231-0001 神奈川県横浜市中区新港1-1 |
営業時間 | 1号館 10:00~19:00 2号館 11:00~20:00 |
休み | 原則無休 |
HP | https://www.yokohama-akarenga.jp/ |
おわりに
以上、横浜赤レンガ倉庫についての紹介でした。
横浜へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。