韓国・釜山にある40階段文化観光テーマ通りについて紹介します。
朝鮮戦争時の避難民たちの辛苦を象徴する場所です。
この記事の概要
40階段文化観光テーマ通りの見どころと感想
40階段文化観光テーマ通りはどんなところ?
40階段文化観光テーマ通りは、韓国・釜山市の中央洞に位置する、朝鮮戦争時の避難民たちの辛苦を象徴する歴史的スポットです。
1950年に朝鮮戦争が勃発すると、北から釜山に逃れてきた避難民たちが、釜山港を見渡すことができる高台として、待ち合わせ場所に利用したのが40階段です。
2004年、釜山市はこの階段とその周辺を文化観光テーマ通りとして整備し、朝鮮戦争時代の面影を感じさせるモニュメントや銅像などの設置により、当時の雰囲気を再現しています。
40階段文化観光テーマ通りへのアクセス(行き方)
地下鉄1号線中央駅1番出口から徒歩約2分程度。
見どころ・感想
こちらの40階段の説明版には日本語での解説もありました。
40階段は朝鮮戦争の時、避難中に別れた家族たちの再開の場所であり、避難民たちの壮絶な人生の現場だった。山の上にバラックの集落を成して暮らしていた避難民たちは毎日、仕事場に行くために、また、飲み水を汲むために40階段を上り下りした。その40階段は1953年11月27日に発生した釜山駅前の大火事の後、本来の姿を失ったが、元の場所から南へ25メートル離れているここに新たに作られた。
こちらは40階段の手前にある「ポン菓子おじさん」の銅像です。
こちらは「お母さんの心」という銅像です。
他にもさまざまなモニュメントがあり、当時の避難民立の暮らしぶりが回想できるようになっています。
40階段文化観光テーマ通りの基本情報
40階段文化観光テーマ通りの場所の地図は以下の通りです。
住所 | 83 Jungang-daero, Jungang-dong, Jung-gu, Busan, Korea |
電話 | +82516004043 |
おわりに
以上、40階段文化観光テーマ通りについての紹介でした。
釜山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。