『マイウェイ 12,000キロの真実』は豪華出演陣を起用し壮大なスケールで描く戦争映画

今回は、『マイウェイ 12,000キロの真実』（2011年）という韓国映画について紹介します。

オダギリジョーやチャン・ドンゴンら豪華出演陣を起用し、壮大なスケールで描いた戦争映画です。

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この記事の概要

1 マイウェイ 12,000キロの真実の作品情報
2 マイウェイ 12,000キロの真実の動画配信情報
3 マイウェイ 12,000キロの真実の登場人物（キャスト）
4 マイウェイ 12,000キロの真実のストーリー（あらすじ）
5 マイウェイ 12,000キロの真実のネタバレと感想
- 5.1 実話を元にした壮大なストーリー
- 5.2 豪華な出演陣
6 おわりに

マイウェイ 12,000キロの真実の作品情報

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タイトル	マイウェイ 12,000キロの真実
公開	2011年
監督	カン・ジェギュ
作品紹介	『シュリ』のカン・ジェギュ監督が、オダギリジョーとチャン・ドンゴンを主演に迎え、壮大なスケールで撮影した戦争映画。

マイウェイ 12,000キロの真実の動画配信情報

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（※配信情報は2023年4月時点のものです。）

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マイウェイ 12,000キロの真実の登場人物（キャスト）

長谷川辰雄（オダギリジョー）	京城に引っ越してきた日本人の少年。後に日本軍の将校として戦地へ赴く。
キム・ジュンシク（チャン・ドンゴン）	長谷川家の使用人の子供の朝鮮人。後に日本軍に徴用され戦地へ赴く。
シュエライ（ファン・ビンビン）	家族を日本軍に殺害された中国人女性。
イ・ジョンデ（キム・イングォン）	ジュンシクの親友の朝鮮人。
チュンボク（キム・ヒウォン）	ジュンシクの親友の朝鮮人。
野田（山本太郎）	日本軍の隊長。

マイウェイ 12,000キロの真実のストーリー（あらすじ）

日本統治時代の朝鮮。その中心都市京城に日本人と朝鮮人の2人の若者がいた。日本憲兵隊司令官の孫・長谷川辰雄。憲兵隊司令官一家の使用人の息子・キム・ジュンシク。

2人はマラソンでオリンピックに出場することを夢見るよきライバルであった。しかし、日本人と朝鮮人の対立を生む事件の発生により不仲になってしまう。

その後、2人はやがて勃発した戦争に翻弄され続けていく…。

マイウェイ 12,000キロの真実のネタバレと感想

ここからは少しネタバレになります。

実話を元にした壮大なストーリー

この映画は、第二次世界対戦末期、ノルマンディー上陸作戦で連合国軍の捕虜となった東洋人が、最初は日本兵として、次にソ連の捕虜として、そして最後はナチス・ドイツの捕虜として、それぞれ三カ国の軍服を着て戦うことを余儀なくされたという壮絶なエピソードから着想を得たという作品です。

映画内で展開される主人公の辰雄とジュンシクの友情などの個別のエピソードはおそらくフィクションですが、ベースとなっているストーリーの大枠は実話を元にしています。物語は日本統治時代の朝鮮から始まり、辰雄とジュンシクが、ノモンハン事件、モスクワ戦、ノルマンディー上陸作戦という3つの激戦に巻き込まれていく様子が壮大なスケールで描かれます。

豪華な出演陣

映画のスケールも壮大ですが、出演陣もかなり豪華です。主演のオダギリジョーとチャン・ドンゴンに加え、中国人女優のファン・ビンビン、日本人俳優では鶴見辰吾、山本太郎、ちょい役で佐野史郎、白竜、KARAのニコルらも出演しています。

オダギリジョーとチャン・ドンゴンが共演しているのも凄いですが、山本太郎とキム・ヒウォン（『ミセン-未生-』のパク課長役）が共演しているのも凄いです（笑）。山本太郎は旧日本軍のステレオタイプな上官を見事に演じ切っており圧倒的にはまり役でした。対するキム・ヒウォンは軍の中で立場の弱い朝鮮人として山本太郎に目を付けられていびられまくります。キム・ヒウォンの反撃ももう少し見たかったです（笑）。