大阪にある三井住友銀行大阪中央支店について紹介します。
ギリシア神殿風の重厚な新古典主義建築です。
この記事の概要
三井住友銀行大阪中央支店の見どころと感想
三井住友銀行大阪中央支店はどんなところ?
三井住友銀行大阪中央支店は、大阪市中央区高麗橋に位置する、1936年竣工の歴史ある銀行建築です。この建物は、元々三井銀行の大阪支店として建設され、その後、多くの変遷を経て現在の名前に至っています。設計は曽禰中條建築事務所が手掛け、施工は竹中工務店が行いました。
この建物は、現在も現役の店舗として使用されており、2023年には大阪市指定有形文化財に指定されました。また、2030年度の開業を予定に、大阪中央支店ビル全体の建て替えが計画されています。新館については取り壊し、地下2階、地上31階建ての超高層ビルを新たに建設し、文化財に指定されている本館については、外観や内装を一部復元してより建設当時の姿に近づけることが予定されています。
三井住友銀行大阪中央支店へのアクセス(行き方)
Osaka Metro堺筋線北浜駅4番出口より徒歩約1分、京阪本線北浜駅25番出口より徒歩約4分。
京阪中之島線なにわ橋駅4番出口より徒歩約7分。
見どころ・感想
建築的には、新古典主義様式が特徴で、特に堺筋に面したファサードは、イオニア式の巨大な列柱が配置されており、その堂々とした外観が印象的です。
これらの列柱は、ギリシャ神話の商業の神、ヘルメスの杖であるケーリュケイオンを模したメダリオンで飾られています。こうしたデザインは、商業活動と金融の神話的な要素を融合させ、建築物に一層の重厚感を与えています。
三井住友銀行大阪中央支店の基本情報
三井住友銀行大阪中央支店の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒541-0043 大阪府大阪市中央区高麗橋1丁目8-13 |
おわりに
以上、三井住友銀行大阪中央支店についての紹介でした。
大阪へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。