大阪にある小彦名神社(大阪)について紹介します。
神農さんの愛称でも親しまれている神農さんを祀る神社です。
この記事の概要
小彦名神社(大阪)の見どころと感想
小彦名神社(大阪)はどんなところ?
少彦名神社は、1780年(安永9年)に、薬種商人たちの団体である伊勢講によって、薬の安全と業界の繁栄を祈願して創建されました。この神社は、日本の医薬の祖である少彦名命(すくなひこなのみこと)と、中国医学の神である神農炎帝(しんのうえんてい)を祀っており、一般に「神農さん」とも呼ばれています。
少彦名神社は、特に医薬業界に関連する人々に広く信仰されており、医薬品の安全や医療の発展、健康増進などを祈願する神社として知られています。また、毎年11月22日・23日に行われる神農祭は、この神社の代表的な祭典であり、病気平癒や健康祈願の祈りが込められています。
この神社はまた、動物用の医薬品を扱う企業が多い地域の特性を反映して、ペットの健康と長寿を祈願する「ペットの初詣」を毎年1月に行っており、ペットとその飼い主が一緒に参拝することができます。
小彦名神社(大阪)へのアクセス(行き方)
Osaka Metro堺筋線北浜駅6番出口より徒歩約2分、京阪本線北浜駅27番出口より徒歩約8分。
Osaka Metro御堂筋線淀屋橋駅11番出口より徒歩約10分。
見どころ・感想
神社の入り口に金色の虎の像があります。
1822年に大阪でコレラが流行した際に、薬種商人たちが「虎頭殺鬼雄黄圓」という名の丸薬を調合し、神社で祈願した後、病人への施しとして配布されました。この丸薬とともに配られた「張子の虎」は、疫病除けのお守りとして広まり、この神社のシンボルとして、今日に至るまで多くの信者に親しまれています。
こちらはビルの間に伸びる立派な御神木。
こちらは国の登録有形文化財にも指定されている本殿です。
都心にある、ビルに囲まれた小さな神社ですが、多くの人が参拝に訪れていました。
小彦名神社(大阪)の御朱印
小彦名神社(大阪)の御朱印です。
小彦名神社(大阪)の基本情報
小彦名神社(大阪)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町2-1-8 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
公式HP | https://www.sinnosan.jp/ |
おわりに
以上、小彦名神社(大阪)についての紹介でした。
大阪へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。