台中にある道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)について紹介します。
かつての武徳殿を再生した文化施設です。
この記事の概要
道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)の見どころと感想
道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)はどんなところ?
道禾六藝文化館は、台中市西区にある、中国の「六藝」の理念を基にした教育や文化活動が行われている施設です。「六藝」とは、古代中国の教養である礼(道徳教育)、楽(音楽)、射(弓術)、御(馬術)、書(文学)、数(算数)の六つの技能を指します。
この場所には、日本統治時代から刑務所があり、敷地内には日本式建築群が保存・修復された状態で残されています。その中心にあるのが1937年に建てられた台中刑務所演武場です。
当時は武徳殿とも呼ばれ、刑務官や警察官が剣道や柔道の鍛錬を行う道場でした。この建物は、2011年に道禾六藝文化館として再生されて以降は、惟和館という名称で、主に剣道場や文化スペースとして利用されています。
道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)へのアクセス(行き方)
台中駅(台湾鉄道)から徒歩約20分。
見どころ・感想
こちらが台中刑務所演武場です。
正面入口の上には「武」という文字の入った彫刻が見えます。
こちらは1915年に建設された台中刑務所典獄長官舍です。現在は、傳習館として、書道などの各種教室や展示スペースとして使用されています。
こちらは台中刑務所浴場です。こちらも展示スペースになっています。
道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)の基本情報
道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 台中市西区林森路33号 |
営業時間 | 9:30~17:30 |
HP | https://travel.taichung.gov.tw/ja/attractions/intro/1210 |
おわりに
以上、台中・道禾六藝文化館(台中刑務所演武場)についての紹介でした。
台中へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。