京都にある翠紅館跡について紹介します。
幕末維新の舞台となった歴史的スポットです。
翠紅館跡の見どころと感想
翠紅館跡はどんなところ?
翠紅館(すいこうかん)跡は、京都市東山区に位置する歴史的な場所で、幕末における重要な会議の場となったことで知られています。もともとは鎌倉時代に公家の鷲尾家が建てた別荘で、その後西本願寺の別邸として利用されました。この建物は、眺望の良さから「翠」と「紅」の美しさを象徴する名が付けられたとされています。
幕末期には、尊皇攘夷派の志士たちが集い、政治的な議論が行われました。1863年には翠紅館会議と呼ばれる攘夷や討幕の具体策を検討する会議が開かれ、土佐藩や長州藩をはじめとする各藩の志士たちが集まりました。しかし、その後の政変により攘夷派が失脚し、幕末の政治情勢は混迷を深めていきました。
翠紅館跡へのアクセス(行き方)
京阪本線祇園四条駅1番出口より徒歩約20分。
阪急京都線京都河原町駅1B番出口より徒歩約23分。
京都市営地下鉄東西線東山駅1番出口より徒歩約25分。
見どころ・感想
現在は京大和という料亭になっていますが、門の前には石碑と説明版が立てられその歴史を今に伝えています。
翠紅館跡の基本情報
翠紅館跡の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒605-0826 京都府京都市東山区桝屋町356 |
おわりに
以上、翠紅館跡についての紹介でした。
京都へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。