韓国・釜山にある旧百済病院について紹介します。
1927年建設の病院を再生した複合施設です。
旧百済病院の見どころと感想

旧百済病院はどんなところ?
旧百済病院は、1922年に開院した釜山初の近代式総合病院です。現存する建物は1927年に建設されました。1932年に閉院した後、建物は中華料理店、日本軍将校宿舎、釜山治安司令部、結婚式場などに転用されました。
1972年の火災で一部が焼失し、現在は4階建てとして残り、カフェ(ブラウンハンズ百済)やギャラリーとして再生されています。
旧百済病院へのアクセス(行き方)
釜山駅7番出口から徒歩約2分程度。
見どころ・感想
赤レンガ造と非対称の外観が目を引きます。

壁面に見られる幾何学模様の装飾も素敵です。

建物内部には木造の階段が残されています。

壁には、広告欄に百済病院の開業広告が掲載された大正10年8月18日の東亜日報が展示されていました。

当時としては先進的な設備を備えた病院であったことが分かります。

2階にはChangbi Busanという文化施設が入っています。

こちらの廊下はとりわけ病院時代の面影が強く残っていました。

旧百済病院の基本情報
旧百済病院の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 16 Jungang-daero 209beon-gil, Dong-gu, Busan, Korea |
おわりに
以上、旧百済病院についての紹介でした。
釜山へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。