神戸にある旧居留地38番館について紹介します。
ヴォーリズ設計の銀行建築です。
この記事の概要
旧居留地38番館の見どころと感想

旧居留地38番館はどんなところ?
旧居留地38番館は、1929年に旧シティバンク神戸支店として建設された、神戸旧居留地エリアに位置する歴史的建造物です。設計はウィリアム・メレル・ヴォーリズ率いるヴォーリズ建築事務所によるもので、アメリカン・ルネサンス様式の重厚な外観が特徴です。
1980年代に商業施設として再生され、現在は大丸神戸店の一部として利用されています。旧居留地の街並みを象徴する建築として、神戸市指定景観資源に指定されています。また、「旧居留地銀行ビル群、海岸通商業ビル群」の一部として近代化産業遺産にも指定されています。
旧居留地38番館は2025年5月より改装工事のため閉館中です。リニューアルオープンは2027年度を予定しているようです。
旧居留地38番館へのアクセス(行き方)
神戸市営地下鉄海岸線旧居留地・大丸前駅より徒歩約2分。
JR・阪神元町駅より徒歩約6分。
各線三宮駅、三ノ宮駅より徒歩約10分。
見どころ・感想
近代建築が多く残る旧居留地エリアの中でもひときわ存在感のある建物です。

正面に並ぶ4本のイオニア式円柱と石積み風の外壁が、往時の銀行建築らしい威厳を漂わせています。

建物東側側面には壁柱を配し縦長の窓が規則正しく並びます。

歴史を感じさせる重厚な壁面が、街路樹やガス灯と調和し、旧居留地らしい景観を形作っています。

旧居留地38番館の基本情報
旧居留地38番館の場所の地図は以下の通りです。
住所 | 〒650-0037 神戸市中央区明石町40番地 |
HP | https://www.daimaru.co.jp/kobe/floor/syuhen.html |
おわりに
以上、旧居留地38番館についての紹介でした。
神戸へ行った際には訪れてみてはいかがでしょうか。
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